車には、様々な「ボディタイプ」が用意されています。
2人乗り、4人乗りと、主に使用する人数で車のタイプを決めるのもありですし、燃費の良さを重視し、タイプを決めるのも良い判断だと思います。
人によって、必要な車は十人十色です。なので、「自分に合った」中古車選びを心がけることで、購入後に「なぜこんな車を買ってしまったんだ?」と、購入前との温度差に悲観するリスクを極限まで抑えることが可能です。
沢山ある「ボディタイプ」をこのページでまとめていきますので、車選びの参考にして頂ければと思います。
車のタイプは、主に以下の7種類に分類されていますので、使用目的に合わせて選択することがオススメです。
- 軽自動車
- コンパクトカー
- セダン
- スポーツ
- SUV
- ミニバン
- ハイブリット
軽自動車
※写真はHONDA N-BOX

小回りが効くから、買い物用に便利だよ!
軽自動車は、排気量660cc以下に制限されたタイプの車であり、エンジンの馬力は弱いものの、その小ぶりなサイズを生かす「小回りの良さ」が特徴です。
車種にもよりますが、基本的に「燃費性能」も良く、普通車に比べて税金面で優遇されているため、「車を所持したいけど、年間維持費が悩みどころ・・・」という人にとって、打って付けのボディタイプです。
ただし、最大乗車人数が4人と少なく、ファミリーカーとしては向いていません。
主に、買い物、近所へのお出かけ、お子さんの送り迎えをメインに車を使用するのであれば、軽自動車がオススメです。
また、2台目の車としても活躍してくれることでしょう。(著者はミニバン+軽自動車を所持しています)
コンパクトカー
※写真はHONDA FIT

軽より広く、走りと燃費性能を求める人に!
「小さい車が欲しいけど、軽では小さすぎるんだよな・・・」とお悩みの人は、ワンランク上の「コンパクトカー」を選択するのばベストです。
一般的は排気量は1300ccで、軽自動車の倍近くあり、走行性能も文句なしです。最近、最新型の「FIT」を運転する機会があったのですが、「これ、本当にコンパクトカーなの?」と思うほど、魅力的な走りをしてくれました。
燃費性能でも軽を凌ぎ、JC08モード燃費で24.6km/L(FIT )という素晴らしい数値を叩きだしています。恐らく、街乗りでも15km/Lぐらいはいくのではないでしょうか?
コンパクトカーは普段の買い物にも便利ですし、通勤用でも活躍してくれそうです。使う幅が大きなボディタイプだとも言えます。
セダン
※写真はHONDA アコード

高級志向な人にピッタリ!
最近の車は「ミニバン」「コンパクトカー」に、需要が移り変わっていますが、昔からあるボディタイプであり、今もなお一定の層に人気のあるタイプです。
基本的には4ドアで、2列シートとなっています。搭乗人数は4〜6人で、お世辞にも広いとは言えませんが、乗り心地に関してはトップクラスの安定性を誇ります。
自動車教習所でよく使われるタイプですので、思い入れがある人も多いのではないでしょうか?
セダン=高級車というイメージを持つ人も多いかもしれませんが、その認識は正解です。
その他のボディタイプと比べると価格が高くなる傾向にあり、車に対して「高級志向」な人にオススメでいるタイプの車です。
スポーツカー
※写真はトヨタ 86

走りを求める人に・・・
車を道具としてではなく「趣味」の一つとして楽しむ目的で購入するのであれば、「スポーツカー」を選択してみるのも面白いかもしれません。
走行性能も安定し、加速、アクセルワーク、ハンドリング・・・車の楽しみの全てが詰め込まれているのが「スポーツカー」です。
ただし、2シーターで2人乗りの車も多く、燃費性能はお世辞にも良いとは言えません。あくまで趣味の一つと考え、車を所持する人向けのタイプです。
SUV
※写真はトヨタ ランドクルーザー

男の憧れ・・・
私が今、一番欲しい車でもあります。ランドクルーザーに乗ることを目的に日々の仕事を頑張っております。もうね、男のロマンです。
SUVは「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」を略した言葉であり、本質的には「多目的に使われる車」として世に出されている車です。
駆動方式は「4WD」であることがほとんどで、ちょっとした悪路であれば何の問題もなく乗り越えることができます。
特に、雪道を走行したり、舗装されていないような道路を走ることがあるのであれば、SUV以外の車では太刀打ち出来ない可能性だってあるのです。
ただし、燃費はあまり良くありません。車種にもよりますが、実際に乗っている人の意見を聞くと「実燃費:5km/L」と言っていました。
年間のガソリン代はどれぐらいかかるのでしょうね?想像したくもありません。
ミニバン
※写真はHONDA ステップワゴン

THE ファミリーカー!
今、一番人気があり、一番勢いのあるボディタイプではないでしょうか?
基本的には3列シートとなっており、6〜8人と大人数が搭乗できる作りになっています。
車高も高いですし、排気量も大きいため、走行性能もよく、居住空間も広い。まさに、ファミリーカーとして打って付けの車だといえます。
そもそも、家庭持ちの人であれば、「ミニバン以外に選択肢ってあるの?」と感じるほど、多くのポテンシャルを秘めているボディタイプですし、実際多くの人がミニバンを選択しています。
最近では燃費性能に長けた車種も登場していますので、まさにオールラウンダーな車といっても過言ではないでしょう。
ハイブリットカー

まさに未来の車!
怒涛のごとくラインナップされてきた「ハイブリットカー」ですが、「燃費性能」「環境への配慮」を考えるのであれば、選択肢の一つとして考えてみてはどうでしょうか?
ただ、ガソリン車よりも車両価格が100万円ほど高くなることもありますので、その辺りの計算は必要です。
例えば、年間5000kmしか走行しない人は、ハイブリットを買っても、結果として損することになりかねませんから(あくまで金銭的な面で)
ハイブリットとは「ガソリン」「電気」の2種類を組み合わせた車のことです。まさに未来派な車だとも言えますので、「未来志向」「新しいもの好き」な人にとってはたまらないタイプだといえます。
以上、「車のタイプ一覧」でした。