車の価値って様々な要因を組み合わせることで弾き出されることになるのですが、その中の重要な要素に「年式」があります。一般的に新しい車のほうが高い査定額がつけられ、古い車になればなるほど査定額が下がる傾向です。
そのため、「古い車は買取りしてもらわずに廃車にしよう」と考えている人も多いようですが、その思考は非常に勿体無いことですので、今すぐにでも考え方を改めるようにしたほうが良いです。
年式が古い車を売ることはできる?
まずは結論からお話しますが、年式の古い車でも「買い取りしてもらうことは可能」です。どれくらいの査定額がつくのか?ということはひとまず置いておき、まずは「古い車でも売ることができる」という事実をしっかり認識しておくようにして下さい。
例え5000円でも、無価値になるよりはよっぽどマシですからね。
査定額は低くなる
冒頭でもお話した通り、車の価値を決める基準として「年式」は非常に重要視されています。そのため、年式が新しい車に比べると、年式が古い車は査定額が極端に低くなってしまう傾向にあるので、その辺りは覚悟しておきましょう。
例えば、3年落ちの車に比べると、10年落ちのような低年式車は、査定額に物凄い差がつくことになることが予測されます。100万円の差がでる・・・なんてことも特に珍しい話ではありませんから。
ただ、0円で車を手放す(もしくは廃車する)ことを考えれば、少額でもお金をもらって手放したほうが良いに決まっています。
余談ですが、私は過去に一度は(査定額が)0円と言われた車(10年落ち)に、7万円もの査定額を付けてもらえた経験があります。車の価値的に考えればショボい数字に思えてしまいますが、冷静に考えると7万円って大金ですからね。
このように、年式が古い車であってもいくらかの査定額はつくことが多いので、初っ端から諦めるのではなく、まずは査定を受けてみることをオススメします。
他の項目を意識する
車の価値を決める要素として「年式」は非常に影響力が大きなものではありますが、何もその車の価値全てを年式で決めるということではありません。
例えば「外装の状態(傷、凹みがないか)」「内装の状態(匂い、汚れがないか)」「総走行距離」などなど、それらの項目を合わせ、総合的に判断されることになります。
ですので、年式が古い車を売ろうと考えた場合、その他の項目を意識し、査定額を底上げする努力をすることでより高い金額で車を引き取って貰える可能性が高くなります。
査定前は洗車を行い、少しでも状態が良いことをアピールしたり、内装の掃除を行ったり。できることは沢山あるはずです。
高く買ってくれる業者を探す
年式が古くなればなるほど、買い取りを渋ってくる業者がいることは確かです。ですので、より高い査定額を引き出すためにも「高く買ってくれる業者を探しだす」ことが大前提となります。
最低でも3社〜以上の買い取り業者に査定をお願いし、その中で最も高い査定額をつけてくれた業者に車を売却することで、より愛車の価値を高めた上で手放すことができるようになりますよ!
沢山の買い取り業者へ査定を出す場合、「かんたん車査定ガイド」のような一括見積りサービスが便利ですので参考までに(最大10社まで一括で査定依頼することができます)
廃車にはしないほうが良い
年式が古い車の場合、どうしても「廃車にしようかな・・・」という思考に陥ってしまいやすいですが、個人的には「廃車するなんてあり得ない」と思っています。
廃車にするにもお金がかかりますし、手続きに関する時間もかかってしまいます。その上、本当は価値のある車をみすみす取り壊してしまうことになりますからね・・・。
日本では年式が古い車であったり、走行距離が多い車は「価値のない車」と判断されてしまいがちですが、海外ではその価値を見出してくれる国も存在します。
また、部品取り車として活躍してくれるかもしれません。
このように、年式の古い車にも何かしらの価値があるものなので、廃車にはせず、売却したほうが何かとお得だと考えています。
廃車を検討中の人は、まずは査定を受けてみてはどうでしょうか?