私は趣味として「スノーボード」を長年やっています。歳を重ねるごとにスキー場へ足を運ぶ回数は少なっていますが、今でも年に15〜20回程度は行ってます。
大阪から兵庫や岐阜、長野まで出かけているので、雪道走行には慣れているのですが、極たまに「スキー場って、スタッドレスじゃなくても大丈夫?」とか、「ノーマルタイヤでも行ける?」という類の質問を受ける機会があります。
雪道をノーマルタイヤで走るのは自殺行為
始めに結論から言っておきますが、ノーマルタイヤで雪道を走る行為は自殺行為他なりません。非常に危険ですし、他人を巻き込んでしまう可能性もあるので、ほんと注意して下さい。
もうね、ノーマルタイヤでスキー場へ行こうとする人は、スキーやスノボを楽しむ資格がありません。迷惑ですので、家でスノボやスキーのゲームでもして遊んでおいて下さい。
煽っている訳でもバカにしている訳でもありません。そこまで言わないといけないほど、ノーマルタイヤで雪道を走ることは危険な行為だということですので、その辺りは理解して頂くようお願いします。
輸入タイヤでも全然いける
輸入タイヤにマイナスなイメージを持っている人は多いようですが、個人的な経験から言わせてもらうと、「輸入スタッドレスタイヤでも全然問題ない」と言えます。
年に15〜20回以上、スキー場へ通っている私も、輸入スタッドレスタイヤを使っていますので信憑性は高いかと。もちろん、事故を起こしたことは一度もありません。
とはいっても、有名メーカーに比べると(輸入タイヤは)品質面で劣ってしまう傾向にあります。が、なによりそれを覆してしまうほど、価格面でメリットがありますので、モノは考えようです。
試しに「オートウェイ」で(私の愛車であるエリシオンに適応した)スタッドレスタイヤを検索してみたところ・・・
(ホイールは付属していますせんが)スタッドレスタイヤ1本につき6390円で売っていましたので、4本で25,560円ということになります。
有名メーカーのスタッドレスタイヤとなると、10万円近くの値がつきますので、比較してみると「如何に輸入タイヤが安いか」ということが分かると思います。
スタッドレスタイヤは高くて買えない・・・と悩んでいるのであれば、このような輸入タイヤを購入することを選択肢の一つとして考えてみてはどうでしょうか?
最低でもチェーンは用意しておこう
スタッドレスタイヤは買えないけど、スキー場には行きたい。という人は、最低でも「タイヤチェーン」を購入しておくようにしましょう。
タイヤサイズにもよりますが、15000〜30000円程度で買えますので、スタッドレスタイヤを購入する事を考えると安く済むことになります。
また、タイヤチェーンには「金属タイプ」と「非金属タイプ」の2種類がありますが、個人的には非金属タイプのタイヤチェーンをオススメしています。
というのも、金属タイヤは走行性能に悪影響を与えますし、乾燥路を走行するとすぐに切れてしまいます。その点、非金属チェーンは走行時の騒音や振動が少なくなりますし、乾燥路にも強い傾向にあります。
それに加え、装着時の簡単さも大きなメリットとなります。
↑これ、私の所有しているタイヤチェーン(非金属タイプ)なのですが、見て分かる通り、取り付けがほんと簡単です(画像が小さい場合、クリックで拡大できます)
慣れれば10分足らずで装着可能です。
あ、ちなみに豆知識ですが、雪道でのタイヤチェーン装着って、寒いですし、膝がびちゃびちゃになるので、カッパ(100均で売ってる雨具で十分です)と長靴を用意しておくことをオススメします。
あるとないでは大きな差ですので、ぜひ参考にして下さい。
ノーマルタイヤで行けるスキー場がある?
ここまでで、スキー場へ行くにはスタッドレスタイヤは絶対必要!最低でもタイヤチェーンを用意しておけ!とお話してきましたが、実はノーマルタイヤで行けるスキー場は存在しています。
正確には、スタッドレスタイヤで行ける可能性のあるスキー場があります。
私は大阪在住ですので、関東や東北のことは分かりませんが、関西には滋賀県にある「びわ湖バレイ」というスキー場があり、びわ湖バレイに限り、スタッドレスタイヤなしで足を運ぶことができてしまいます。
過去に10回ほどびわ湖バレイに行ったことがありますが、「スタッドレスが必要だなー」と感じるほどの状況を確認したのはただの一度だけです。
びわ湖バレイは駐車場からロープウェイに乗り、スキー場へアクセスしますので、駐車場までの道のりには雪が積もらないことがほとんどなのです。
ただし、夕方になると路面が凍結したり、雪が積もることも考えられます。行きは問題なくても、帰りに問題が発生する可能性があることも忘れてはいけません。
帰ることができない・・・なんてことにならないためにも、やはり最低でもタイヤチェーンは常備しておいたほうが良いといえますね。