車を買い替えるとき、多くの人がディーラーへ下取りをしてもらうことだと思います。(参考ページ→下取りについて)
しかし、特に「初めて下取りに出すんだよ」という人は、以下のような疑問や不安を抱えていることだと思います。
- ■下取りに出すとき、マナー的にガソリンの量はどれくらい入れておくもの?
- ■ガソリンは満タンにしたほうが良いのかな?
- ■入っているガソリンを、新車に入れ替えることはできるのかな?
下取りに出すときは、「ガソリンの量」に精神をすり減らす人が多くいるようなので、ここでは「車を下取りに出すときって、ガソリンはどうすればいいの?」ということについて、お話していきます。
ガソリンを満タンにしてから、下取りに出すべき?
僕のように大雑把な人間であれば特に気になりませんが、神経質な人になると「ガソリンを満タンにしておかないと変な目で見られるかな・・・」「マナーとして、ガソリンを満タンにしておいたほうがいいのかな・・・」
と、あれこれマイナスに考えてしまいます。
しかし、結論を言うと「ガソリンを満タンにしておく必要は全くなく」、入れておいてもいいけど、その行為には何一つプラスになることはない。ということを重々承知しておきましょう。
無駄なお金を使ってでも、ディーラー側に良い格好をしたいのであれば止めませんが、そうでない場合、わざわざ満タン渡しをする必要はありません。
そもそもディーラーはガソリンの量など気にはしていない
そもそもディーラー側の意見としては、あなたから下取りする車にガソリンが満タン入っていようが、Eベタであろうが、そんなことは一切気にしていません。
ディーラーの仕事は車を仕入れることではなく、新車を売ることであり、下取りする車のことなんて、割りとどうでも良いと思っています。なので、気を使うだけムダムダ。
ガソリンの量が気になって気になって仕方ないのであれば、ディーラースタッフさんに聞いて見て下さい。「下取りですが、ガソリンはどうすればいいですか?」と。
十中八九、「気にしないてもいいですよ(そんなことどーでもいい)」と返ってくるはずです。
査定額には影響する?
愛車を下取りに出すときは、ディーラーにて査定を受けることになるのですが、なんとなく「ガソリンが多いほど査定額が上がる」と感じてしまいがちです。
が、「ガソリンの有無」が査定額に影響することはほとんどなく、例え満タンであっても、全く入っていない状態であっても、査定額は微動だにしない可能性が高いです。
もし、「査定額を少しでも上げるため、ガソリンを満タンにしておこう!」「ガソリン満タンのほうが査定額が高くなるに決まってる!」と考えている人は、その思考を今すぐ部屋のゴミ箱にでも捨てるようにして下さい。
査定前にガソリンを満タンにしても、無駄金を使うだけですから・・・
ディーラーに運べるくらいは入れておこう
下取り前は「わざわざガソリンを入れておく必要はない」と言いましたが、最低でも、自宅からディーラーまでを走行できる量は入れておくようにしたいです。
「どーせ査定額は変わらないし、カラカラになるまで使い切ってやろう」と、ガソリンを使い切ってしまい、ディーラーまでの道のりでガス欠してしまった・・・となれば、相当格好悪いです。
新車に入れ替えることはできる?
下取り車に入っているガソリンを、新車に入れ替えたい!そう考える人も多いですが、現実問題「入れ替えはできないもの」と考えておくほうが無難です。
ディーラー側にお願いすれば嫌な顔をされるでしょうし、自分でやるのは危険(吸引や塗装剥げの原因となる)なので、絶対に止めておきましょう。
どうしてもガソリンを無駄にしたくない・・・と言うのであれば、苦肉の策として【ガソリンスタンドで抜いてもらう方法】があります。
しかし、携行缶(2000円ぐらい)+抜き取り料がかかり、結果として、「これ、ガソリン満タンにできるぐらいのお金がかかってるんじゃ・・・」ということになりますので、あまりオススメできることではありません。
この辺りは人それぞれ思う所があるでしょうから、自分の直感を信じ、行動に移して下さい。