中古車を買うときは、「この車ちょうだい!」「はい、どうぞ!」という訳にはいかず、色々な書類を提出し、契約してから納車してもらうことになります。
その手続きの一つに「車庫証明」というものがあるのですが、これまで「車とは一切縁がなかった」人からすると、「車庫証明?なにそれ美味しいの?」となることだと思います。
美味しいかどうか?と問われれば「マズイ」としか言いようがないほど、「車庫証明の手続き」は面倒なことだらけです。
このページでは、「車庫証明って何?」というところから、「取得方法」までを紹介していますので、中古車購入時の参考にして頂ければと思います。

車庫証明はめんどくさい!
そもそも車庫証明って?
車を所持する人は、決まって「駐車場」が必要となります。
ずっとコインパーキングに停めておく訳にもいきませんし、路上駐車なんてもっての外。最近は取り締まりも厳しいので、すぐにでも切符が切られることでしょう。
ですので、「ちゃんと車を停めておける駐車場を確保していますよー」という証明をしないことには、車を購入することはできないのです。
そうしないと、街中に違法駐車している車が増加しますからね。
ちなみに、軽自動車に限り「車庫証明が必要ない地域」もありますので、その辺りはお住まいの地域で確認してみるようにして下さい。
車庫証明は「最寄りの警察署」で取得することができ、個人で申請することが可能です。
「ディーラー」や「中古車販売店」で代行してもらうことが一般的ですが、代行手数料がかかってしまうために、自分で車庫証明を取得する人も多いです。
車庫証明の取り方
-
必要書類を貰いにいく
車庫証明を受け取るには、様々な書類を準備する必要があります(後述)。中古車販売店から受け取ることもありますが、基本的には最寄りの警察署へ取りにいくか、インターネットからダウンロードすることが一般的です。
-
必要事項を記入する
貰った書類の必須事項を記入します。賃貸の場合は管理人さんに書いてもらう必要がありますので、事前に連絡しておきましょう(有料であることが多いです)。所有している駐車場の場合は、自分で記入し、半を押すだけでOKです。
-
最寄りの警察署へ提出する
書類が揃えば、管轄の警察署へ提出します。届け出から交付までは1週間程度かかりますので、その点を考慮し、行動するようにしましょう。
必要書類
- 自動車保管場所証明書
- 所在図(自宅から駐車場までの図)
- 保管場所使用承諾証明書(自宅、賃貸契約書のコピーがない場合)
- 住所と本人確認できる書類(郵便物など)
書類に加え、現金も3000円程度必要になりますので、財布を持っていくことをお忘れなく。

不備があれば何度も足を運ばなければいけないようになるから気をつけて!
代行してもらったほうが良い?
あくまで私の場合ですが、個人的には「販売店に代行したほうが良い」と考えていますし、これまでも自分で申請したことは一度足りともありません。
だって、面倒じゃないですか。
販売店によって代行費用は異なりますが、1万円〜程度で代行してもらえるのであれば、安いものだと思います。
タイムイズマネー、時は金なりです。
車庫証明申請に無駄な時間をかけるのであれば、お金を払ってでも代行してもらってほうが良いという考えですね。
また、中古車販売店は「代行費」ありきで車両価格を決めていることがあります。要するに、代行費があるから「安く」車を販売できている訳です。
販売店からすれば、「代行費」というのは立派な収入源です。その収入源を奪われるとなると、どのような気持ちになるでしょうか?
そんなこんなで、私は販売店へ代行をお願いしている訳ですので、参考までに。