普通車の場合、2年に一度、必ず車検を受けなければいけません(新車は3年に一度)。そんな車検ですが、実は「自動車税」を滞納していれば、受け付けてもらうことができませんので注意しておきましょう。
車検のとき、自動車税滞納はNG
自動車税は、毎年4月になると、車検証に登録している住所宛に納付書が送られてきます。他の税金(重量税や取得税)とは違い、自分で支払わなければいけない税金なだけに、払い忘れてしまう人が後を立たないようです。
この自動車税を、故意にしろ過失であっても、滞納していることにより「車検」を受けられなくなります。車検だけではなく、廃車をするにも譲渡するにも、自動車税の支払いが必要です。
自動車税を支払うことで、以下のような証明書がもらえます。
恥ずかしながら、私も過去に自動車税を滞納してしまったことがあり、上記の写真は「2年分」をまとめて払った分の自動車税納税証明証です。
この証明書がなければ車検を受けることができませんので、しっかり管理しておくようにしましょう。※想像以上に小さなものなので、車検証に挟んでおくのがベストです。
自動車税納付書を失くしてしまった
自動車税納付書を紛失してしまった場合は、再発行することができます。ただし、〜1週間程度の期間を要しますので、車検期限が近い場合は注意しましょう。
再発行までに、車検が切れてしまう恐れがあります。
納税書を発行するには、普通車であれば「県税事務所(府税事務所)」、軽自動車であれば「管轄の役場」で再発行してもらうことができます。
まずは、最寄りの県税事務所、もしくは役所へ問い合わせてみることにしましょう。
支払い方法
自動車税の支払い方法ですが、「銀行で支払う」「コンビニで支払う」方法が一般的でしたが、最近になり「クレジットカード決済」が導入されました。
ただし、クレジットカード決済はWEB上で手続きを行わなければいけませんので、面倒な人にはコンビニ払いをオススメします。
また、本来の納付期限である5月31日を過ぎてしまえば、登録住所宛に以下の書類が届きます。
要するに、一度の払い忘れは認めるが、二度目はないぞ!ということです。この書類が届いた場合、即刻支払いを済ませるようにしましょう。
ちなみに私、今年も自動車税の納税を忘れており、2度目の催促で支払うことになってしまいました。自動車税はほんと忘れてしまいがちな税金ですので、気をつけておいたほうがいいです。
延滞金もかかるし、自動車税は絶対払っておいたほうがいい
自動車税を滞納することにより、延滞金が発生します。税額によって延滞料は変わってきますが、私の場合45000円→50000円となり、5000円アップでの納税を余儀なくされました。
これ、ほんと勿体無いので、(納税を)忘れないよう強く意識しておいたほうがいいです。
また、明確な意思を持ち「自動車税なんか払いたくない」と支払いを渋っている人。結局、支払わなければ廃車も車検も譲渡もできませんので、最終的には必ず支払わなければいけません。今払うか、後で払うかの差です。
後で払うと延滞金がかかるので、どうせ払うなら納税書が届いた段階で支払っておくほうが良いですよね。
(自動車税を滞納することで)口座を差し押さえられることもありますし、タイヤロックをされ、車を動かすことができなくなる処置をされる場合もあります。
いずれにしても(自動車税を滞納することに)得はないので、この記事を読み終わった今こそが行動するチャンスです。今すぐにでも支払いにいきましょう。
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