特に新車で車を買ったときは、毎週のように車を洗車することになります。半年もすれば頻度が減ってくるものの、それでも多くの人は1ヶ月に1度ぐらいは洗車をするのではないでしょうか?
最初の頃は、手洗いで洗車することも苦痛ではないのですが、時間の経過と共に「面倒くさい」という気持ちが芽生えてしまいます。そこで思いつくのが「手洗いではなく、洗車機を利用しよう」というアイデア。
最近の洗車機はお安いですし、所要時間も5分程度。手洗いをすることを考えると、時間的コストを大幅に減らすことが可能となります。
しかし、洗車機を使うとなると、「洗車機を使うと、車が傷だらけになるよ」と脅しをかけてくるやつが必ず出てきます。そう、必ずです。
これ、本当なのでしょうか?本当に、洗車機を使用することで車体は傷だらけになってしまうのでしょうか?
洗車機は傷がつく
結論から言うと、残念ながら、洗車機を使用することで傷がついてしまうことになります。傷の定義をどの程度で考えているのかにもよりますが、目に見えないほどの小さな傷はどうしてもついてしまうのですね。
ただ、一般的に傷と言うと、深さが目に見えるほど深いものだったり、5cm以上の傷であったり。このように定義している人が多いと思いますが、そのような「大きな傷」が、洗車機を使用することでつくことはありませんのでご安心下さい。
あくまで、目に見えないような(凝視してようやく見えるような)傷がついてしまうということです。
手洗いでも傷はつく
この結果を見ると、鼻の穴を膨らまして「洗車機は傷がつく」と語っていた人に「ほら、だから言っただろ?」と言われてしまうかもしれませんが、決して臆することはありません。
というのも、洗車機で(細かい)傷がついてしまうのは事実ですが、手洗いでも傷がついてしまう。という事実もあるからです。というか、下手をすると手洗いのほうが傷がついてしまうリスクが大きくなります。
例えば、車体に小さな砂や鉄粉が付着していた場合、その上を手洗いすることで細かい傷がついてしまいますし、タオルの中に石ころや砂が紛れ込んでしまっていれば、それが原因で傷をつけてしまうことになります。
洗車のプロであれば別ですが、素人である私たちが手洗い洗車をするのは、洗車機に比べると返って傷をつけてしまうリスクが高くなってしまうのですね。
ですので、結論としては「洗車機でも手洗いでも傷がつく」ということになります。傷を気にするのであれば、そもそも洗車をすることを止めたほうが良いかもしれませんね。
頻度を減らす
車って、屋内においていようが、屋外に置いていようが、必ず汚れてしまうものです。細かい人は、その汚れを落とすため、毎週のように洗車を行いますが、あまりに高頻度で洗車をしてしまうと、傷をつけてしまうリスクが高くなってしまいます。
綺麗にするための洗車で、大事な車を傷だらけにしてしまえば本末転倒です。ときには、頻度を減らすことも、大事な車を維持していく上で大事なことだといえますね。
また、洗車の頻度を減らすために「コーティング」を行うのもありだと思いますので、選択肢の一つとして考えてみてはどうでしょうか?
プロに任せる
洗車機でも傷がつく、(自分で)手洗いをしても傷がつく・・・となると、どうすれば自慢の愛車を綺麗に保つことができるのか?と考えることもあるでしょうが、お金をかけられる余裕があるなら、洗車のプロにお任せするのもありかもしれません。
ガソリンスタンドでもサービスを行っているところもありますし、洗車専門で事業を展開している業者もあります。
大体ですが、コンパクトカーサイズであれば2000円程度で手洗い洗車をしてもらうことができますので、月に1回ペースでも、利用してみてはどうでしょうか?
ちなみに私も、低頻度ではありますが、このような手洗い洗車サービスを活用しています。ほんと、仕上がりは感動を覚えるほど高品質なものですよ。
手洗いよりは洗車機がオススメ
あくまで個人的な意見ではありますが、手洗いをすることを考えると、洗車機を利用したほうが総合的にお得だと感じています。
手洗い洗車って、ほんと時間がかかりますし、手間もかかります。少なくても1時間、人によれば半日もの時間を洗車に費やしてしまう人もいることでしょう。
どれだけ気合いを入れて洗車したところで、次の日に雨がふれば努力がパーとなってしまいますので、それほど時間をかけて手洗い洗車をするぐらいなら、洗車機でパパっと済ませておくほうが合理的ですよね?
シャンプー洗車だけだと300円ほどで利用することができますし、所要時間も5分程度です。半日かけてやっていた洗車を5分で終わらせれるのですから、時間的コストを最大限減らすことができるようになります。
手洗い洗車にしても、洗車機にしても、いずれにせよ「(細かい)傷がつく」のですから、洗車機を利用しない理由が「傷」なのであれば、その先入観は捨て、どんどん洗車機を使っていくようにしましょう。
最後に保身に入っておきますが、洗車機を使用することで何かしらの損害がでても、私は一切の責任を負うつもりはありません。あくまで参考程度に収めておいて下さいねー