最早「ETC」を利用していない人っているの?と疑ってしまうほど、非常に多くの方が「ETC」を利用し、便利に高速道路を走っています。
体感として、高速利用者の7〜8割はETC愛用者では?と感じています。もちろん、私もETC愛用者です。
さて、そんな「ETC」ではありますが、新規で車へ取り付ける場合、「セットアップ」をしなければなりません。要するに、ETC車載器に(暗号化した)車両情報を登録しなければならない訳です。
具体的には、「ナンバープレート」などの情報を、車載器へ書き込むことになります。
そこで疑問に感じるのは、「中古車に元々ETC車載器が付いていた場合、再セットアップは必要なのか?」ということ。
(中古車を購入すると)ナンバープレートが変更されますので、もちろん車載器側に登録している情報は(前の持ち主の)ナンバー情報となっています。
ということで、今回は「ETC車載器付の中古車を購入した場合、再セットアップは必要なの?」というテーマに沿って、お話を進めていきたいと思います。
ETCは必要?
早速、話が脱線気味になりますが、新車でも中古車でも、「ETCは必ずつけておいたほうが良い」です。もうね、時代がETC装備を必須としているので、(ETC車載器を)付けていないなんてあり得ないです。ほんとに。
なんなら、ETCでしか出られない出口なんかもありますからね。今後は、ETC車載器を搭載していない車は「降りられる出口が少なくなる」なんて未来も、決して遠くないのかもしれません。
中には「◯◯◯でETCカードが作れないんだよ!」って人もいるかもしれませんが、そんな人は「ETCパーソナルカード」で解決できます。
パーソナルカードってのは、簡単に言えば「審査のいらないETCカード」でして、例えば信用情報に傷(ブラックリスト)がある人でも作れてしまうものです。
パーソナルカードについては、ETC総合情報ポータルサイトにて詳しくみて下さい。
中古車の車載器はそのまま使える?
さて、タイトルを回収していきますが、中古車に元々ついている「ETC車載器」は、再セットアップなしで使用することはできるのか?という点についてお話していきます。
先に結論から言うと、「(今のところは)問題なく使用することができる」ということになります。ぶっちゃけ、私は「今まで一度も」ETCの再セットアップをしたことがありません。
今乗っている車も中古で買ったものなのですが、もちろん再セットアップなんてしていません。が、得にトラブルなく快適にETCライフを送っています。
ただし、名目上は「車の所有者(ナンバープレート)が変更された場合、再セットアップを行うこと」となっておりますので、可能であればやっておいて損はありません。
ですので、本当の意味での結論は、「再セットアップは必要だが、(今のところ)変更せずとも問題なく使用することができる」という認識が正しい答えです。
では、ETCを再セットアップするにはどのような手順が必要なのでしょうか?(一応)お話しておきます。
再セットアップ方法
ETC車載器を再セットアップするには、必ずプロの手を借りなければいけません。節約のため、自分でやる!ってことはできませんので、その辺りは予め諦めておく必要があります。
再セットアップは、最寄りのカー用品店やディーラーなどで作業してもらえますので、確認してみて下さい。
「そんな店ねーよ!」って人は、「セットアップ店検索」から、最寄りの店舗を探すことができますのでお試しあれ!
ちなみに料金ですが、2000〜4000円程度がほとんどで、作業時間は30分もあれば事足ります。安いととるか高いととるかは人それぞれでしょうが、それほど高くはない料金設定ですね。