中古車を買うときは、狙っている車の「実燃費」が気になるところです。

 

近頃は、ハイブリットな車も沢山リリースされており、1リットル当たりの燃費が20kmを超えるのが当たり前の時代になってきました。

最早「燃費の悪い車」に乗るということは、時代に背いていることにもなるのです。

 

さて、オーナーにとって大事な「燃費」問題ですが、中古車を購入する前に「実燃費」を調べる方法はあるのでしょうか?

実燃費を調べる方法

そもそも、自動車本来の燃費性能を、最大限発揮するためには、運転技術の向上がかかせません。アクセルワークの上手い下手だけでも、相当な燃費差がでてしまいますから。

 

そのため、同じ車で同じ距離を走行したとしても、人により「実燃費」に差がでてしまうことになります。要するに、その車の実燃費は、運転するドライバーによりけりだということです。

 

それに加え、中古車はエンジン系統や足回りの良し悪しに差がでます。調子が悪い車を購入してしまった場合、「思っていたよりも燃費が良くなかった」となる可能性がありますので、その点は十分注意したいところです。

中古車購入前は、エンジンの調子など、可能な限り下調べをしておくことをオススメします。

 

さて、乗る人によって差がでる「実燃費」ですが、中古車購入前に調べておくことができるのでしょうか?

私の場合は、事前にe燃費というサービスを活用し、大体の実燃費を調べるようにしています。このサービスはとても便利で、その車に乗ってるユーザーの生の声を聞くことができます。

 

車種毎に実燃費を見れるようになっていますので、まずは確認してみましょう。

10・15モードを知る

自動車メーカーは、車種のカタログに「燃費」を記載しています。が、正直いってとても参考にできるようなものではなく、実燃費とは遠く離れた数値がそこに記載されています。

 

例えば、カタログ値では「1リッター当たり25kmを走行できますよー」と書いてあるにも関わらず、実際は「おいおい、リッター15kmしか走らんやんけ」という具合です。

 

前述した通り、燃費はドライバーの腕により前後してしまいます。ですので、多少の誤差であれば黙認できる範囲ではあるのですが、カタログに書かれている燃費は「これは見逃せない」というものばかり。

一体なぜ、このようなことが起きてしまうのだろうか?

 

とはいっても、自動車メーカーが不正しているとか、燃費を改ざんしてやろうとか(一部メーカーで問題になっていますが)、そのような思惑がある訳ではありません。

 

カタログに書かれてある燃費は、「10・15モード」を元に算出されることになっており、この仕組が「カタログ値と実燃費との差」を生み出してしまう原因となっているのです。

 

そもそも「10・15モード」とは、市街地を走行することを想定した10項目と、郊外(市街地ではない場所)を想定した15項目によって割り出されることになります。

具体的には

10モード燃費測定

アイドリング状態 (20秒)
20km/hまで加速する (7秒)
20km/hをキープして走行 (15秒)
20km/hから減速して停止 (7秒)
アイドリング状態 (16秒)
40km/hまで加速する (14秒)
40km/hをキープして走行 (15秒)
40km/hから20km/hまで減速 (10秒)
20km/hから40km/hまで加速 (12秒
40km/hから減速して停止 (17秒)

15モード燃費測定

アイドリング状態 (65秒)
50km/hまで加速する (18秒)
50km/hをキープして走行 (12秒)
40km/hに減速して走行 (4秒)
アクセルをオフにした状態 (4秒)
40km/hから60km/hまで加速 (16秒)
60km/hをキープして走行 (10秒)
60km/hから70km/hまで加速 (11秒
70km/hをキープして走行 (10秒)
70km/hから50km/hまで減速 (10秒)
50km/hをキープして走行 (4秒)
50km/hから70km/hまで加速 (22秒)
70km/hをキープして走行 (5秒)
70km/hから減速して停止 (30秒)
アイドリング状態 (10秒)

引用:wikipedia

これらの項目を全て、測定器を使い計測することになります。車の運転に慣れている人は薄々感づいているとは思いますが、実際にこのような運転をすることは考えられませんよね。

 

40kmまで加速するまでに、14秒かけるのですから。市街地でそのような運転をすれば、間違いなくクラクションが鳴りっぱなしになるでしょう。

 

最近では、「10・15モードって、計測する意味なくね?」と疑問視する声があまりにも多かったことから、新基準である「JC08モード」が義務付けられています。

 

10・15モードに比べると、よりリアリティのある測定方法に近づきましたが、まだまだ疑問に思う節があるのも確かです。10・15モードよりは信頼性が増したが、それでも信憑性は微妙。という程度に思っておきましょう。

 

実際の実燃費を知るためには、メーカーカタログを見るより、先ほど紹介しました「e燃費」のほうがよっぽど参考になることでしょう。

燃費の計算方法

知っている人も多いでしょうが、最後に「燃費の計算方法」を紹介して、この記事を締めたいと思います。

 

  1. ガソリンを満タンにする
  2. トリップメーターを0にする(走行距離を測れる機能)
  3. ドライブする(なるべくEに近づけるほうが良い)
  4. 再度ガソリンを満タンにする
  5. (走行距離)÷(給油量)=実燃費