「横風」に煽られてハンドルがとられる。頻繁に車の運転(特に高速道路)をされる方であれば、一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

言葉に表すのは難しいですが、あの「ハンドルがグン!っと取られる感覚」は恐怖以外のなにものでもありません。

 

さて、ドライバーにとって課題の一つとなる「横風」問題ですが、あなたは「軽自動車は横風に弱いから危険」なんていう噂を聞いたことはないでしょうか?

軽自動車はサイズが小さいですし、普通車に比べ「軟弱」な感じがします。ですので、そのようなイメージを持たれることは仕方ないことかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか?

 

「軽自動車は横風に滅法弱いって聞くけど、買うのはやめておいたほうがいいかな?」なんて疑問を持っている人は、ぜひ一読してみて下さい。

 

くるま

軽自動車は横風に弱いの?

横風に弱い車の特徴

「軽自動車」でも「普通車」でも、強風時に高速道路を走行すれば、大なり小なり「横風に煽られる」ことになります。

ですので、基本的には「どのような車」でも横風の影響がある。ということを、大前提に考えておいて下さい。

 

しかし、横風に強い車がある一方、弱い車があることは事実です。

では、「横風に弱い車」には、どのような特徴があるのでしょうか?

 

  • 車高が高い
  • 重量が軽い
  • 面積が広い

 

この3ついずれかに該当する、もしくは兼ね備えている車は「横風に弱い」と言えますので、「横風に対処できる自信がない」という人は参考にして下さい。

では、一つずつ噛み砕いていきます。

車高が高い

車高

 

「車高が高い車」、即ち高さのある車は重心位置が高くなるため、急な横風による走行安定性の低下が考えられます。

例えば、ハイエースに代表するワンボックスカーや、バス、トラックなどがこれに該当しますね。

 

軽自動車もワンボックスタイプのものがあり、そのようなタイプであれば「横風の影響」を受けやすいといえるでしょう。

 

最近では、車高のある車でも「低重心(重心が低い位置にある)」の車が増えていますので、車高が高い車を買うときは、その辺りも重点的にチェックしておけば安心です。

 

重量が軽い

車体重量が軽い車は、重い車に比べ「横風の影響」を受けやすいとされています。

単純に軽ければ風に流されやすくなりますし、重ければ風に流されにくくなりますので、普通車に比べ車体重量の軽い「軽自動車」は総じて「風に弱い」ということです。

 

そして重量が軽い車は、風だけではなく、トラックや大型バスが横を通過したときの「風圧」にも注意しなければなりません。

 

過去に私が高速道路を軽自動車で走行していたときの話です。

右車線を猛スピードで走る大型トラック(恐らく140kmぐらいはでてた)に遭遇したのですが、そのトラックに抜かされた瞬間、グググっ!っとハンドルをとられてしまい、危うく事故を起こすところでした。

 

普通車にも言えることですが、相手との車体サイズに差が開きすぎている場合、このようなケースに遭遇することもないとはいえません。

 

重量の軽い車を運転するときは、このようなケースにも十分注意しておいたほうが良いと思います。

面積が広い

風が当たる面積が広い車は、風の力をダイレクトに受けてしまいます。ですので、「横風に弱い車」となります。

要するに、側面が広く、風を受け流せそうにない形状の車のことですね。

 

といっても、車は基本的に「風を受け流す」ように設計され作られていますので、それほど気にする必要はないと思います。

 

車高があり、車重も軽く、なおかつ風を受ける面積が広い車は、「横風の影響」を受けやすいと思っておきましょう。

軽自動車は横風に弱い?

「軽自動車は横風に弱い!」と噂がたつように、普通車と比べると、軽自動車は「横風に弱い」ということになります。

前項で説明した通り、「車体重量の軽い」軽自動車は、どうしても横風の影響を受けやすくなるからです。

 

とはいっても、「横風が怖いから軽自動車に乗らない」とか、「走行安定性に欠ける軽自動車なんて乗るものじゃない」とか、それほど深く考えるほど大きな問題でもありません。

横風の影響を受けるほどの強風が吹くときは、軽自動車でも普通車でも大型車でも、同様に煽られることになりますから。なにも軽自動車だけが特別な訳ではありません。

 

大事なのは、風に煽られたときに「どのような対処」をするか。これにつきます。

 

風にハンドルをとられ、慌てて急ハンドルを切る。なんて行動をしてしまうのは危険ですし、最悪のケースでは「横転」してしまうことも考えられます。

 

風に煽られたときに大切なのは、慌ててハンドル操作を行うのではなく、冷静にハンドルを戻すこと。

右に振られたのであれば左に戻す、左に振られたのであれば右に戻す。と、然るべき行動をとるようにしましょう。

 

また、ハンドル操作もままならないほどの強風が吹き荒れるときは、高速道路そのものが「通行止め」もしくは「速度制限」されることになります。

 

例えば、私が住む大阪であれば「湾岸線」や「関空連絡橋」ではよく制限がかかります。

 

ですので、通常時(少し風が強い程度)ではそれほど気にすることではありませんので、「軽自動車は横風に弱いのは確かだが、それほど気にすることではない」ぐらいの認識で大丈夫です。

 

少なくとも、「横風に弱い」ということが原因で、軽自動車を選択肢から外すほど大きな問題でないことは確かです。