中古車は、新車を購入するときに比べ、どうしても当たり外れが多くなってしまいます。

購入後、こんなはずじゃなかったのに・・・とならないように、「当たりの中古車を選ぶ」ことに重きをおいて中古車探しをしたほうが良いです。

 

とは言っても、素人目で車の状態を目視するだけでは、その車が持つポテンシャルや状態を把握することは不可能に近いです。

外装の傷や、内装の傷は確認することができても、肝心なエンジンの状態や走行に関することは分からずじまい。これでは、なんのために中古車をチェックしているのかが分からなくなります。

 

では、どのようにして「当たりの中古車」を探し出せば良いのか?というと、やはり「実際に運転する」以外に方法はありません。いわゆる、「試乗」ってやつですね。

新車で購入するときは、ほぼ例外なく試乗する人がほとんどでしょう。新車同様、中古車でも試乗はしておくべきだと思います。

 

くるま

車のコンディションを体感するためにも、試乗はやっておいたほうが良い!って言えるね

試乗は可能?

「中古車でも試乗はしたほうが良い」と言っておきながら恐縮ですが、中古車の場合「試乗させてくれない」販売店がとても多いです。

正確には、「させてくれない」のではなく、「することができない」のです。

 

というのも、車が公道を走るためには「ナンバープレート」を着けなければなりません。もう少し掘り下げて言うと、車検が残っており、国に認められた状態の車以外は、公道を走ることを許可されていないのです。

 

中古車の場合、車検が切れており、ナンバープレートを装着していない車がほとんどです。

敷地内に試運転ができるほどのスペースがあれば別ですが、公道を走れない車を試乗することはできませんので、結果として「中古車は試乗することができない」ということになるのです。

 

また、公道を走ることができる状態であっても、試乗を拒否されるケースがあります。その車が「保険」に加入していなかったり、その他にも販売店の事情があるのでしょう。

 

ただし、始めから「中古車は試乗ができないもの」と認識するのは止めておいたほうが良いです。

予め、販売店に「試乗は可能ですか?」という意思を伝えるようにし、その反応を確認してから中古車選びをスタートするのも一つの手ですね。

試乗は必ずしたほうが良い?

冒頭でも軽く触れましたが、車の状態は素人目で見ただけで分かるものではありません。例えその道のプロであっても、外から眺めるだけでは、その車の調子を見破ることは難しいでしょう。

 

ですので、試乗はしたほうが良いのかどうか?という疑問に対しては、「Yes」としか言えません。試乗できるのであれば、必ずしておくことをオススメします。

 

ただし、万が一試乗中に事故を起こしてしまった場合、その責任は購入者側にあることは忘れてはいけません。そのことを踏まえたうえで、試乗を行うようにしましょう。

 

また、試乗ができない状態であっても、車のエンジンを掛けさせてもらい、エンジン音に異音はないか?エアコンは効くか?など、走行しなくても確認できることは全てチェックしておくようにしておきましょう。

 

車の売買に関しては、「クーリングオフ」が適用されません。

要するに、購入後に「思っていたのと違う!」と主張したところで、契約を解除することはできないのです。ただし、「返品保証」がついている販売店に関してはこの限りではありません。

試乗時のチェックポイント

さて、いざ「試乗する!」となっても、ただなんとなく運転するだけではあまり意味がありません。せっかく中古車の調子を確認するチャンスなのですから、棒に振るようなことだけは避けるようにしましょう。

では、試乗時にこれだけは確認しておけ!というポイントについて、ここでまとめておきたいと思います。

 

  • エンジンの調子(異音など)
  • 付属品のチェック(ナビ・オーディオなど)
  • アクセル・ブレーキ
  • ミラー(主に視認性を)
  • 座席のフィット感
  • 横幅の感覚
  • ハンドリング
  • 視界の広さ
  • 車内の汚れ
  • エアコンなどのチェック(正常に作動するか)

 

これが全てではありませんが、最低でもこの項目はチェックしておくようにして下さい。

 

意外と盲点なのが、「車とのフィーリング」です。感覚的なことなので上手く伝えることができませんが、車によって「合う、合わない」というのは必ず存在します。

言い方を変えれば、運転しやすいか、運転しにくいか。ということですね。

 

車は一度購入すれば、数年に渡り苦楽を共にする相棒となります。同じ車を5年以上乗り続けることも、特に珍しいことではありませんから。

 

購入前は、様々な観点から中古車を選定し、妥協なく納得できてから購入することで、購入前と購入後との温度差を限りなく低くすることが可能です。

試乗はできる限りするようにし、質の良い当たりの中古車を探し出すことに全身全霊で挑みましょう。