車の価値を決めるときは、資格を有した査定士さんが車の状態を隈なくチェックし、最終的な査定額が算出されることになります。査定の方法は「加減点基準」となっており、要するに車の価値を点数付けしていく訳です。

1点=おおよそ1000円とされており、その基準は日本自動車査定協会によって取り決められています。

 

このことを踏まえ、査定時にプラス査定になるポイントと、マイナス査定になってしまう要因を探っていきましょう。※車の査定基準額は予め設定されていますので、その価格を上回ることは基本的にできません。

50万円がその車の価値なら、最大でも50万円にしかならない。ということです。

内外装の傷や汚れ

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外装の傷や凹み、汚れ。内装の傷、汚れ、匂いは、査定時に重要視される部分です。

どれくらいの傷が減点対象としているのは買取り店の裁量にもよるので一概には言えませんが、1cmの傷でもダメだという業者もあれば、5cmまでの傷ならオッケーという業者もいます。

 

また、最近は「内装の匂い」に対しシビアになっている傾向にあります。

特にタバコの匂い。タバコの匂いって、エアコン内部に侵入しますので、中々匂いが取れませんし、ヤニによる黄ばみが車内を汚らしくしてしまいます。

 

禁煙車かどうか?という点を重要視されますので、できることなら車内でタバコは吸わないようにしたほうが良いですね。吸いたくなれば、車外の喫煙所で吸うようにしましょう。

 

内外装の傷や汚れについては、綺麗であればあるほど高評価を得られることになり、査定額も高くなります。常日頃から傷や汚れを意識し、綺麗な状態を保てるよう大事に乗ることをオススメします。

関連ページ→査定前、傷や凹みは直したほうが良い?

エンジン、足回りについて

 

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査定時は、エンジンや足回りなど、走行に支障が出るような箇所を重点的に見られることになりますし、これらの部分に重大な欠点が見られた場合、査定額は著しく低下することになります。

エンジンが動かないときなど、走行に重大な悪影響を与えることが確認された場合、0円査定、もしくは査定拒否されることも考えられますので、該当する人は覚悟しておいたほうが良いかもしれませんね。

関連ページ→調子の悪い車でも売ることはできる?

タイヤの状態にも注意

タイヤの状態もまた、査定時に考慮されるポイントとなります。状態が良いものほど査定額はあがり、反対に悪いタイヤになれば査定額は下がります。タイヤに関しては明確な基準が設けられており、「スリップサイン以下」のタイヤの場合、マイナス査定となります。

ちなみにスリップサインとは、タイヤの溝が1.6mm以下まですり減っていることを示すサインであり、スリップサイン以下のタイヤで公道を走行する行為は法令で禁止されています。

 

査定額が・・・という前に、そのようなすり減ったタイヤを使うことはとても危険な行為です。タイヤの劣化を感じた場合、すぐにでも取り替えるようにしておきましょう。

車検の残り日数

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車検の残り日数についてですが、これは(残日数が)多ければ多いほど査定結果に好影響を与えることになります。(ただし、増減額は微々たるもの)

特に、車検期間が3ヶ月を切っている車は査定額が下がってしまう傾向にあるので、どうせなら車検切れ間近まで乗り切ったほうがお得だといえますね。

 

稀に「車検切れの車って売れないんじゃないの?」と質問されることがありますが、こちらに関しては「問題なく売れる」というのが答えとなります。

より詳しくは→車検切れの車は売れる?のページで。

走行距離、年式について

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走行距離と年式は、車査定において非常に重要な項目となっています。多走行の車ほど価値が下がり、古い車であればあるほど価値が下がってしまうことになります。

無論、低走行で年式が新しい車ほど、高い査定額がつくことになります。

 

高い査定額を目標にするのであれば、走行距離が5万km以下、年式が5年落ち以上の状態で、査定を受けることをオススメします。その基準以下のコンディションとなれば徐々に査定額が下がっていくことになり、最終的に行き着くのは「0円査定」という現実です。

また、走行距離と年式が比例していることも大事です。一般ドライバーの年間走行距離は10000kmとされていますので、5年落ちの車であれば50000km、8年落ちの車であれば80000kmが目安となります。

 

例えば、3年落ちなのに関わらず60000kmも走っている車だったり、10年落ちにも関わらず30000kmしか走っていないような車は、査定額が下がる傾向にある。と言えます。

事故歴や改造について

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事故歴(修復歴)がある車や、改造を施してしる車(カスタムカー・ドレスアップカー)は、査定額が著しく下がってしまう要因の一つです。

特に事故歴のある車は市場価値がとても低くいので、0円査定になってしまう可能性も考えられます。

参考ページ→事故車は売れる?

 

改造車に関しては意見が別れるところではありますが、基本的には査定額は低くなるもの。という認識でいたほうが良いと思います。車の改造には個人の個性というかなんて言いますか・・・独特の味が出てしまうものです。

あなたが格好良いと思っている車でも、他人からすれば「なんやこのダサい車は」となってしまうのです。ですので、価値が定まらない改造車は、市場価値が下がってしまうのです。

 

ただし、例えば「全てをギャルソンで揃えている」など、洗練された改造を施している場合、その価値を見出してくれる買取業者は一定数存在します。

改造車を高く売るためにはコツがありますので、詳しくは以下のリンクからご確認下さい。

参考ページ→改造車を高く売る方法

まとめ

  • ■内外装の汚れや傷は重要視される
  • ■エンジンが調子悪い車は0円査定もあり得る
  • ■タイヤのすり減り具合も確認しておこう
  • ■車検の残り日数も考慮される
  • ■走行距離、年式は比例していたほうが良い
  • ■事故車は価値が著しく低下
  • ■改造車は場合によっては高く売れることも