車を売るときに受け取るお金は「売却代金」だけだと考えている人も多いようですが、実はその他にも支払われるべきお金があるのです。※正確には「返金される」ことになります。

今回はそんな「車を売ったときに返ってくるお金」についてお話していきますので、査定前は必ず目を通して頂ければと思います。

返ってくるお金は二種類

返ってくるお金

当たり前のように支払っていますが、車を買うためや維持するために、私たちは沢山のお金を支払っています。自動車税、取得税、重量税、ガソリン税、自賠責保険、リサイクル料などなど、車を維持する上でこれだけの法定費用を支払っているのです。

しかも、このほとんどが前払い制になっており、支払い義務から逃れる余地すらありません。車の購入時や車検時に問答無用で徴収されることになりますので、支払いを忘れることすら不可能なのです。

 

さて、車を維持する上で、これだけの法定費用を前払いしている訳なので、「未経過分」を返金して貰わなければいけません。例えば、車を売る時点で6ヶ月分の期間が残っているのであれば、6ヶ月分を月割したお金を返して貰わないといけないのです。

 

車を売るときに返ってくるお金は「自動車税」と「リサイクル料」、この2種類です。重量税や自賠責保険については、車検時に支払いを行うものなので、「車検の残日数」とまとめて査定額へ上乗せされることになりますので覚えておいて下さい。

自動車税の返金

自動車税とは、毎年4月1日から車検証へ登録している住所宛に納付証が送られてくるものであり、5月31日が納付期限となっている税金のことです。

支払いを滞ると車検や廃車を行うことができなくなりますし、当然、売却することもできなくなります。延滞金もありますので、確実に支払うようにしておきましょう。

 

自動車税に関しては、先1年分を前払いしておく形になりますので、車を売るときは残日数分を差額として返金してもらうことができます(具体的には、買取業者が立て替えて支払ってくれる形になります)

自動車税が5万円で、未経過期間が6ヶ月間だった場合、25000円のお金が返金されるということです。

より詳しく→未経過分の自動車税について

リサイクル料の返金

リサイクル料とは、平成17年4月に制定された法律により徴収されることになったお金のことで、廃車にかかるお金を予め支払っておくものをそう呼びます。

リサイクル料金は廃車のときに支払うお金ですので、原則として「最後のオーナー」に支払いの義務が生じます。車を売ることで、あなたは廃車費用の負担から逃れることができますので、支払っているリサイクル料は返金してもらえるということになるのです。

 

リサイクル料は車種によって金額が異なりますが、大体1〜2万円程度と考えておけば間違いないでしょう。恐らく車検証と一緒に「リサイクル券(車を売るときに必要です)」が保管されているはずなので、そちらを見ることでリサイクル料金を確認することが可能です。

より詳しく→リサイクル料の返金について

悪徳業者に注意

akudaikan_koban_money

 

世の中には、健全な営業を心がけている買取り業者がある反面、悪どい商売で客からお金をだまし取ろうと目論む悪質な業者が紛れ込んでいます。

そのような悪徳業者の場合、未経過分の自動車税やリサイクル料を返金してくれないことも考えられますので、その辺りは十分気をつけるようにしておきましょう。

 

そもそも、自動車税やリサイクル料を返金してくれる業者であっても、詳しい名目はなく、査定額へ上乗せされて振り込まれるのが普通です。

返金に関してはかなり曖昧になっていますので、事前に「自動車税とリサイクル料の返金はどうなっていますか?」と問い合わせるようにし、明確にしておくことで不要なトラブル、被害に巻き込まれるリスクを最大限少なくすることができます。