現金一括ではなく「自動車ローン」を組み、車を購入する人は多いと思いますが、中には「自動車ローンに通らない」なんて人もいる訳です。

要するに、「審査落ち」してしまう訳ですね。

 

私も「自動車ローン」に通らず、苦い経験をした過去があります。

20歳ぐらいでしたかね?お金がなかったこともあり、80万円ほどの中古車を「頭金なし」で買おうとしていたのですが、結果は審査落ちという残念な結果でした。

 

どうしても車が欲しかった私は、なけなしのお金を集め、不足分は親と友人に借り、現金一括払いで買ったのですが、未だに「なぜ、あのとき審査落ちしたのか?」と、気になることがあります。

 

なぜ、自動車ローンに「何の問題もなく通過する人」がいる反面、「何度やっても審査に通らない人」がいるのでしょうか?

その理由を探ってみます。

 

くるま

審査に通らないときは、必ず何かしらの原因があるものだよ!

自動車ローンは厳しい?

自動車ローンに通らない・・・というのは、良く耳にする話ではありますが、実は他のローンに比べて自動車ローンは「比較的審査が緩い」傾向にあります。

もちろん、数百万単位の取引をすることになるので、最低限の基準をクリアしていることを前提にお話させてもらいますが、普通に働いていて、人並みの収入がある人であれば、特に問題なく「審査を通過」できるはずです。

 

学生でも組める自動車ローンもありますし、フリーターであっても問題なく通過することもあります。

 

また、自動車販売店は「なんとしても車を買ってもらいたい」訳ですから、審査落ちされることを本来望んでいないのです。

ですので、販売店によっては複数のローン会社と契約をしており、「僕、審査に通らないと思うんです・・・」と自覚がある人には、実績と勘から「審査が比較的緩い(であろう)ローン会社」での契約をススメてくれます。

 

ただし、審査の緩い(であろう)ローン会社の場合、決まって「金利が高い」傾向にあります。

金利が1%でも高くなってしまえば、総支払い額に大きな価格差をもたらしてしまいますので、その辺りは十分注意するようにして下さい。

参考ページ→自動車ローンの金利について

頭金は審査に有利?

頭金とは、ローンを組むときに「いくらかまとまったお金を先に支払っておく仕組み」のことです。

例えば、車両価格が200万円の車に頭金を50万円支払うとすれば、ローンで支払う合計金額は「150万円」だということになります。

 

金利的にも有利となりますので、個人的には「ローンを組むときは必ず頭金を入れたほうが良い」と思っています。

例え10万円でも、あるとないでは大きな違いですから。

 

では、「頭金」を支払えば、自動車ローンの審査には有利なのでしょうか?

 

結論から言うと、頭金を支払ったほうが、間違いなく審査に対して有利になると思います。(もちろん、頭金を入れれば必ず審査に通る訳ではありません)

 

あなたなら、「頭金を1円も入れられない人」と「頭金を50万円入れられる人」のどちらにお金を貸そうと思いますか?

当然、お金に余裕があると想像がつく「頭金を50万円入れられる人」を選びますよね。頭金を入れれない人=お金に余裕がない人とも受け取れる訳ですから。

 

ローン会社は、支払いを滞られると困るのです。

ですので、支払いを滞納しそうな人にはお金を貸さず、信用がある人にはお金を貸す訳です。よくよく考えれば、当たり前のことですよね。

 

それに加え、頭金を入れることで「年間支払総額(より詳しくは後述します)」の問題をクリアすることもできます。

というのも、自動車ローンには、年間支払総額が「年収の40%」を超える場合、審査に通りにくくするという線引がありまして、ローン金額が大きくなればなるほど、審査には不利になってしまうのです。

 

例を挙げると、「年収500万円」の人は、年収の40%である「200万円」までしか、審査に通らない(通りにくい)という訳ですね。

仮に300万円の車を買うと過程すれば、「100万円」の頭金を事前に支払うことにより、審査に通りやすくなるということです。

保証人について

基本的には、自動車ローンで「保証人」を求められることはありません。

なぜなら、購入した自動車が担保となり、支払いを滞った場合、車を取りあげることで解決することができるからです。

 

しかし、自動車ローンでも「保証人をつけてくれ」と言われるケースがあり、その場合、保証人をつけることができなければ「審査に通らない」ということになります。

 

保証人をつけてくれ!と言われる場合、考えられるのは「あなた自身に信用がない(信用度が低い)」「未成年である」「安定した仕事に就いていない」などです。

こればかりは仕方のない話ですので、なんとかして「連帯保証人」になってくれる人を探してみましょう。一番良い選択肢は、親にお願いすることだと思います。

 

連帯保証人というのは、いわば「運命共同体」となる訳です。

万が一、あなたに支払い能力がないと判断されると、連帯保証人に支払いの義務が生じます。

 

「いやいや、本人から返済してもらって下さいよ・・・」と抗議したところで、保証人側に拒否する権限は一切ありません。

連帯保証人とはいえ、「お金を借りている張本人」なのですから。

 

ですので、友人や親戚に保証人のお願いをすれば、これまで築いてきた友人関係、親戚づきあいに亀裂が入ってしまうことにもなりかねません。

金の切れ目が縁の切れ目という言葉もありますしね。

 

その点を踏まえても、やはり「親」へお願いするのがベストでしょう。

自動車ローンに通らない理由

さて、ここからが本題です。

このページをご覧になっている大多数の方は、恐らく「自動車ローンに通らず悲観している人」であると想像がつきます。

または、「自動車ローン審査に通る自信がない」人でしょうか?

 

いずれにせよ、「自動車ローンに通らない理由」を探している人がほとんどだと思います。

 

正直なところ、なぜローン審査に落ちたのか?という理由については、本来ローン会社しか知る術のない情報です。

「なぜ審査に落ちたのでしょうか?」と問い合わせの電話を入れたところで、「詳しくは言えない」の一点張りで何の解決にもならないことでしょう。

 

ですが、自動車ローン審査に落ちた、大体の理由であれば、ある程度の推測をすることは可能です。あくまで推測ですので、確実な答えではありませんが、ここでまとめてみたいと思います。

 

  • 信用情報にマイナスがある
  • 年収の問題
  • 職種の問題
  • クレジットカード
  • 家族にブラックリストがいる
  • 今まで一度も借金をしたことがない

 

では、一つずつ噛み砕いて見てみましょう。

信用情報に傷がある

信用情報に傷がある場合、自動車ローンに審査落ちする可能性が高くなります。

信用情報に傷がある=(いわゆる)ブラックリストに載ってしまっている人の事を指し、過去に何かしらの金銭トラブルを起こしてしまったことがある人のことをそう呼びます。

 

例えば、過去にクレジットカード支払いを滞納してしまっていたり、携帯電話料金の支払いを滞納していたり、借金を抱えてしまい、債務整理や自己破産をしてしまっていたり。

要するに、「この人はお金に関してルーズだよ」という記録が残ってしまっていれば、自動車ローンに限らず、新規クレジットカード作成や、各種ローンを組むことが難しくなってしまうのです。

 

ですので、「あ、自分はブラックリストに入っているかも・・・」と自覚がある人が自動車ローン審査にパスすることは「難しい」と思っておきましょう。

 

しかし、世の中甘くはありませんが、「鬼」ではありません。

「この人、昔はお金にルーズだったけど、歳をとるにつれてまともになってきているな・・・」と判断して貰えれば、信用情報が回復(ブラックリストから除外)してもらうことができるようになります。

 

信用情報にある傷の深さによって期間は変わりますが、おおよそ「5年〜10年」で回復すると言われています。

自分の信用情報を調べる方法は、事項で説明します。

信用情報を調べる方法

「信用情報に傷があるかも・・・」と思い当たる節がある人は、各信用情報機関へ情報の開示を行うことができます。

要するに、自分がブラックリストに載っているかどうかを調べることができるのです。

 

詳しくは、各情報機関よりお問い合わせ下さい。

 

 

年収の問題

自動車ローン会社が顧客に求める条件の中で重要視しているのは、「その人に返済能力があるかどうか」という点です。

ですので、どれくらいお金を稼いでいるか=「年収がどれくらいあるか」ということも、審査結果へ大きな影響を与えてしまうことになります。

 

ただし、年収が高いとか、年収が低いとか、そのような話ではありません。

大事なのは、年収に対してどれだけのローンを組むかということ。

 

例えば、「年収が200万円」なのに対し、年間のローン返済額が「100万円」であればどうでしょうか?

この場合、「返済計画があまりにもずさん」と判断され、審査に通ることはまずありません。年収の半分にあたる金額をローン返済に充てがうなど、通常では考えられませんから。

 

要するに、「返済能力がない人」と認定されてしまうのです。

 

実は、ローン会社には「年収と年間返済額の比率」が設定されており、おおよそ「年収の35%まで」の金額にしか、ローンが組めないようになっています。

年収が400万円の人であれば、「年間140万円」までだということです。

 

また、この比率計算は「全てのローン」に対して行われるものでして、自動車ローンの他にも「返済中のローン」があれば、その分を差し引いた額でローン審査が行われることになります。

例えば、「他のローンが70万円残っている」場合、新規で組めるローン返済額は「70万円」だということになります。

 

自動車ローンに通らない人は、「支払い回数を多くする」「車両価格を安くする」ことにより年間返済額を低くすることで上手くいくこともあります。

 

また、自動車販売店へ「ローンに通るか不安なんです・・・」と伝えておけば、一旦見積もりを出し、どの金額までローンが組めるかを確認してもらうこともできますので、参考までに。

職種の問題

残念ながら、ローン審査は「どのような仕事をしているか」も重要な審査項目になってしまいます。

要するに「中小企業に努めている人」よりは、「大企業(上場企業)に努めている人」のほうが、より審査には有利だということになります。

 

ただし、勤務年数や年齢によっても結果が変わりますので、「大企業」に努めている人は必ず審査に通るということではなく、「あくまで有利」だという程度の認識でいて下さい。

 

では、どのような職種がローン審査に有利なのかというと、「大企業(上場企業)に努めている人」「公務員」「弁護士」「医者」など、要するに「社会的地位の高い人」「収入が安定している人」です。

 

反対にローン審査に通りにくい職種は「フリーター」「契約社員」「自営業(個人事業主)」など、「収入が安定していない人」「年収が低いであろう人」です。

 

とはいっても、あくまで「審査に通りやすいか、通りにくいか」の話であって、「職種によってローン審査に絶対通らない」訳ではありません。

学生やフリーターであっても、収入が安定していたり、保証人がしっかりしていればローン審査に通りますし、公務員でも「信用情報に傷がある」場合は、審査に通らないこともあるでしょう。

 

余談ですが、私は今現在「自営業」として生活を切り盛りしています。

一般的に「自営業」は収入が安定していないとされ、社会的地位は低くなってしまうのですが、今のところ職種が原因で審査落ちになったことはありません。

 

ローン審査はその人の「属性(職種・勤務年数・年齢など)」よりも、「信用情報」を重視する傾向にありますので、その点は覚えておくようにして下さい。

リボ払いの残高

クレジットカードの便利な支払い方法として「リボ払い」がありますが、その残高があまりにも多い人は「審査結果」に悪影響を及ぼしてしまうと考えておいて間違いありません。

 

そもそもリボ払いとは「リボルビング払い」の略称でして、毎月一定額の金額を返済していく支払い方法となり、返済計画が立てやすくなる便利なものです。

しかし、便利な反面、「怖い面」も持っており、借入額が多くなればなるほど返済期間が長くなってしまい、「いつまで立っても返済が終わらない」なんてことも考えられるのです。

 

例えばリボ払いの場合、10万円の借入額があっても、100万円の借入額であっても、支払い金額は一定です。

各クレジットカード会社によってことなりますが、「3000円」「5000円」と、設定された金額を毎月払っていくことになるのです。

 

一般的な「ローンの場合」、借入金額に対して「回数を指定」して返済計画を立てていくことになりますが、リボ払いの場合、支払い回数に上限がないため、返済計画が曖昧になりがちです。

 

 

ですので、「リボ払い残高が多い人」=「返済計画がずさんな人」として見られることになり、審査結果に悪影響を与えてしまうという訳です。

特に、「リボ天井(カード上限額にほど近い残高)」であればなおさらです。

 

自動車ローンに通らない人は、リボ払い残高を精算(一括返済)することで上手くいくことも考えられますので、該当する方は検討してみてはどうでしょうか?

家族にブラックリストがいる

家族に「ブラックリスト(信用情報に傷がある)」の人がいると、自動車ローンに通らない可能性が考えられます。

例えば、父親が債務整理や自己破産をしてしまった場合、家族であるあなたの信用情報にも悪影響を与えてしまうことになるのです。

 

ただし、これは「同居している場合(世帯が同じ)」に限りますので、親元を離れて「別世帯」として生活を送っているのであれば特に問題はありません。

 

ただし、身内に「ブラックリスト」の人がいるからといって、必ずしも自動車ローン審査に通らないという訳でもありません。

あくまで、「審査落ちする原因の一つ」として考えておきましょう。

今まで借入をしたことがない

身も蓋もない話ではありますが、これまでの人生で「一度の借金をしたことがない」という場合、審査結果に悪影響をもたらしてしまうことも考えられます。

というのも、これまで借入(ローンやクレジットカードなど)をしたことがない人は、信用機関、ローン会社からすると「得体のしれない人」となります。

 

「この人はお金にしっかりしている人なのだろうか?」「しっかり返済してくれるのだろうか?」という信用情報が限りなく0に近くなりますので、ある意味「信用がない人」となってしまうのです。

具体例を挙げるとすれば、10年ぶりの同窓会で久しぶりに合った友人に「お金貸して!」と言われるようなものでしょうか?

 

この場合、「信用情報」を少しでも高くすることが大事ですので、クレジットカードで買い物をし、しっかり返済するとか、少額ローンを完済するとか。

お金に対して「しっかりしている」ということをアピールすることで解決できることがほとんどです。

 

以上が、「自動車ローンに通らない理由」です。