自動車は、2万〜3万ほどの部品でできていますので、いくら最新型の新車であっても、「不具合」が生じることが多々あります。

 

安全性を重視したいユーザーにとって「壊れているかもしれない車を売るとは何事だ!」と文句を言いたい気持ちも分からなくはありませんが、如何せん人間のすることには限界があります。

 

その道に精通したプロが「完璧!」と仕事をしたところで、1つ2つのミスが起きてしまう可能性は拭いきれませんから。

 

そのように、「不具合」が生じた、または発見された場合、「リコール対象車」として、無償で修理、交換してもらうことができます。

では、「中古車」を購入したときは「リコール対象」になるのでしょうか?

そもそもリコールとは?

リコール制度とは

自動車におけるリコールとは、設計や製造段階を原因とする不具合が特定の自動車(オートバイを含む)および原動機付自転車に発見された場合、道路運送車両法第63条の3に基づき、メーカーや輸入業者が国土交通大臣へその旨をあらかじめ届け出て、該当する製品を無料で修理をする制度のことである。引用:wikipedia

というものです。

 

要するに、各自動車メーカーの不手際で「不具合」が起こってしまった場合、「無償で修理しなさいよ」と、法律で定められているということです。

そもそも、1つたりとも不具合がないことが望ましいのは確かですが、前述した通り「人間のやることには限界」があります。

 

「リコールなんて出しやがって・・・」と怒りを感じる気持ちも分からなくはないですが、無償で修理、交換してもらえるのですから、広い心でリコール対応するのが望ましいですね。

中古車はリコール対象?

新車であれば、「新車で買ったんだから、不具合があれば無償で直すのが当たり前」という考え方をするのが普通ですが、では中古車の場合はどうなのでしょうか?

中古車であっても、リコール対象になるのでしょうか?

 

結論から言えば、中古車であっても新車であっても、「リコール」が適用されます。お持ちの車が「リコール対象」として無償修理の範囲内にあるのであれば、今すぐにでも対応するようにしましょう。

 

リコールが出されるということは、「それ相応の不具合」があるということです。ですので、早急に対応しなければ取り返しの付かない事故に発展する可能性も考えられます。

 

余談ですが、私が現在乗っている「エリシオン」も一度リコール対象になったことがあります。

 

その時は「エアバック」に関しての不具合だったのですが、万が一事故を起こしてしまったときに「エアバックが作動しなかった」と思えば、背筋がゾッとしますね。

リコールの通知は?

大々的なリコールであれば、連日「TVニュース」などで取り上げられます。ですので、「あ、俺の車がリコール対象になってる!」と気付きやすいのですが、そうでない場合は気付かない可能性も考えられます。

 

そもそも、リコールの通知は「国土交通省」から「登録住所宛」に郵送で通知されることになります。

 

各自動車メーカーやディーラーから通知がくることはありませんので、その辺りは理解しておくほうが良いと思います。もしかすれば、リコールを利用した新手の詐欺に巻き込まれるかもしれませんから。

 

このように、リコールの通知は「郵送」で行われることになりますので、車の登録情報はマメに更新しておくようにしておいたほうが良いです。

 

引越し後はやることが多く、「車(車検証)の住所変更なんてどうでもいい」となってしまいがちですが、いざというときに不便な思いをするのは自分です。

 

一応、車の住所変更にはルールが定められていまして、引越し後「15日以内」に登録情報の変更が義務付けられています。

 

適用された話は聞いたことがありませんが、悪質な場合は「罰金刑」に処されることもあるようなので、この知識を頭の片隅にでも置いておいて下さいね。

リコールに有効期限はある?

リコールに対応する時間が取れなかったり、リコールに気づかなかった場合など、何かしらの理由で「リコールが受けられなかった」という人も多いと思います。

 

「あなたの車は不具合がありますので、早急に修理して下さい」と言われても、面倒なんですよね。正常に走ってるし、まっいっか。みたいな感じです。

 

「今週末には必ず対応する・・・」「来月には必ず・・・」「再来月には・・・」と、どんどん先延ばしにしてしまい、結局リコールに対応することなく月日だけが流れてしまった。

よくある話です。

 

実際、リコール対象になった車に、「100%」の実施を行ったことはただの一度もないらしいですから。やはり、多くの人が面倒臭がって放置しているのでしょう。

 

と、疎かにしてしまいがちな「リコール」ではありますが、ふとした瞬間に「対応しよう」となることもあるでしょう。それが2ヶ月後なのか、1年後なのかは分かりませんが、このような場合、「有効期限」に関してはどのように扱われているのでしょうか?

 

実はリコールには「有効期限」が設けられていなく、対象車種がなくなるまで「永久的」に実施されるものです。

 

ですので、極端な話10年後に「よし、リコールに対応しよう!」という気持ちになったとしても、特に問題なく実施してもらうことができるという訳です。

代車について

リコールによる修理中は、愛車に乗ることができなくなります。その規模によりかかる時間、日数は異なりますが、その間の「代車」についてはどう考えるべきなのでしょうか?

 

「1時間」で修理が終わることもあるでしょうし、「1週間」かかることもあるかもしれません。その期間中にレンタカーを借りるとしても、その金額は決してバカにできるものではありません。

 

日頃の足として車を利用している人は、その旨をディーラー側に伝えるようにし、「代車」を請求するようにしましょう。

 

前述したように、リコールは「自動車メーカー側の不手際」ですので、基本的には「無料」で代車を請求することができます。

万が一「代車代は請求します」と言われた場合は、「はいはいそうですか」と流れのままに支払うのではなく、「なぜコチラが支払わなければならないのか」と、強気な態度に徹するほうが良いです。

 

とはいっても、ほとんどのディラーは快く代車を用意してくれることでしょうし、特に気張って対応を行う必要性はありませんのでご安心を。

 

ただし、ディーラーによっては「代車の在庫がない」可能性が考えられますので、予め電話で問い合わせておいたほうが安心だとは思います。

リコールは事前にディーラー側へ「電話予約」しなければいけませんので、その際にでも「代車はありますか?」と確認しておくことが大事ですね。

リコールを確認する方法

ここまで読み進めて、「あれ?もしかして私の愛車もリコール対象なんじゃ・・・」と不安になったのであれば、今すぐにでも確認してみるようにしましょう。

自分の車がリコール対象車であるかどうかを調べる方法は3つ。

 

  • ディーラーに確認する
  • 国土交通省に電話する
  • インターネットで調べる

 

では、一つずつその方法を確認していきます。

 


 

■ディーラーに確認する

お近くのディーラー、またはメーカーに確認することで、リコール対象かどうかを簡単に調べることができます。

例えばトヨタ車に乗っているのであれば、トヨタ系列のディーラーへ連絡することで解決できます。

 

ただし、ディーラーはその手の質問に慣れていない可能性が高いです。電話したところで「少々お待ち下さい・・・」と、長時間待たされることも考えられます。

その点を理解したうえで、この方法をとってみて下さい

 


 

■国土交通省に電話する

リコールは「国土交通省」の管轄です。電話で問い合わせることにより、スムーズに対応してもらうことが可能です。

0120-744-960

おかけ間違いのないようご注意下さい。

 


 

■インターネットで調べる

過去10年間のリコール情報を、インターネットを使い検索することが可能です。

http://carinf.mlit.go.jp/jidosha/carinf/ris/index.html

車のリコールだけではなく、タイヤやチャイルドシートのリコールもこちらから確認することできます。