車には唯一無二な数字が割り振られることとなり、その数字を記した「ナンバープレート」を車体前後に取り付けなくてはならない決まりがあります。

ナンバープレートを装備せず、公道を走行することは違法となり、罰金などの刑に処されることになりますので、ご注意下さい。

 

全ての車に装着されているナンバープレートですが、白、黄色、緑など、様々な色分けをされていることをご存知でしょうか?

よく目にするのは「白色」「黄色」のナンバープレートだと思いますが、「なぜ、ナンバープレートが色分けされているか?」という理由をご存知でしょうか?

 

ただなんとなく、色が振り分けられているのではなく、そこにはしっかりとした理由がありますので、このページで「ナンバープレートが色違いになっている理由」についてお話していきたいと思います。

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ナンバープレートの色分けは、白・緑・黄・黒・青の5種類だよ!

まず、車の振り分けを知る

ご存知の通り、車を利用するのは何も「自家用」に限ったことではありません。

人を運ぶためのタクシーであったり、大きな荷物を運ぶトレーラーであったり、緊急事態に使われるパトカーや救急車であったり。

用途は様々です。

 

そのため、車は利用用途により「振り分け」られていまして、大きく「自家用車」「商用車」「営業車」の3つに分類されることになります。

ナンバープレートの色違いについて知るためには、この「振り分け」について理解が必要となりますので、知識の一つとして、頭の片隅にでも残しておいて下さい。

自家用車とは

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自家用車とは、その名の通り「自分の家で使う用の車」のことです。

例えば、買い物への移動に車を使ったり、ドライブに使ったり、旅行に使ったりする車のことを、ひとまとめに「自家用車」と呼ぶのです。

 

少しややこしいですが、「通勤専用」で利用する車であっても、直接業務で使用する訳ではありませんので、この場合は「自家用車」に割り振られることになります。

 

ややこしく考える必要性は全くなく、新車であれ、中古車であれ、自分たちが私用で使うことを目的とし購入した場合は「自家用車」として扱われますので、「ほとんどの車は自家用なんだ」ぐらいの認識で良いと思います。

 

商用車とは?

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商用車とは、「商業で使うようの車」という意味です。

要するに「業務で使う車」は商用車に割り振られるということですね。会社名の入ったバンを見かける機会は多いですが、分類的にはアレも商用車に割り振られることになります。

 

身近なところでいえば、救急車や消防車も商用車となり、自家用とは切り離されて考えられるのが通常です。

似たような分類に「営業車」がありますが、それに関しては事項で説明します。

 

自家用車と商用車では、「車検期間」にも違いがあり、自家用車の場合「新車で3年、通常2年に一度」、車検を受ける必要がありますが、商用車は「新車で2年、通常1年に一度」車検に通す必要があります。

税金面でも差がありますので、商用車として車を所持する場合は注意が必要です。

 

営業車とは?

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商用車と似たような分類として「営業車」がありますが、一体、商用車と営業車の間には、どのような違いがあるのでしょうか?

 

商用車は主に「仕事のために使う車」として振り分けられ、営業車は「人や物を運ぶ車」として分類されています。

タクシーやトレーラーなど、「運ぶため」に作られた車は、全て「営業車」ということです。

 

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自家用車、商用車、営業車、それぞれの役割を知っておこう!

 ナンバープレートが色分けされている理由

さて、本題ですが、車によってナンバープレートの色が違うのはなぜなのでしょうか?なにか、明確な意味や理由がそこには隠されているのでしょうか?

結論としては、ナンバープレートの色により「自家用車」と「商用車・営業車」が一目で分かるようになっていて、要するに「パッと見て車の種類を把握できるように」しているだけの話です。

 

使われている色は5色で「白、黃、緑、黒、青」です。では、それぞれの色が持つ意味を確認していきます。

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それぞれに意味があるから、覚えておいて損はないよ!

白色のプレート

一番多く走っていて、一番良く目にするのが「白色」のナンバープレートではないでしょうか?

おそらく、この記事を読んでいるほとんどの人が所持している車のナンバープレートは「白色」だと思います。

 

それもそのはず。

白色のプレートが充てがわれるのは「自家用車・商用車」であり、私用目的の車は全て「白色ナンバープレート」になるからです。(軽自動車を除く)

 

稀に、白色に斜めの赤線が入っているものもありますが、アレは「仮ナンバー」と呼ばれるもので、車検切れの車などを一時的に公道を走れるよう、許可するための緊急処置となります。

「あのナンバープレートカッコいい!欲しい!」と思っても手に入るものではありませんので、そう考えていた人は諦めるようにしましょう。

 

黄色のプレート

白色と同じぐらいよく見かける色であり、自分の乗っている車のナンバープレートが黄色だよ?という人も多いのではないでしょうか?

 

実は、黄色のナンバープレートも「自家用車・商用車」に充てがわれるものなのですが、「普通乗用車」ではなく、排気量が660cc以下の「軽自動車」に限り、黄色のプレートとなるのです。

 

たまに、「あの車、サイズは小さく見えるけど、普通車なのかな?それとも軽自動車?」なんて疑問を浮かべることもあるでしょうが、その場合は、ナンバープレートの色を見ることで判別することが可能です。

白色であれば普通車、黄色であれば軽自動車です。

 

緑色のプレート

緑色のナンバープレートもよく見かけますが、こちらは「事業(営業車)」で使う車に充てがわれるものであり、一般乗用車でない車の場合、「緑色」のプレートになります。

商用車と営業車の違いが少しややこしいですが、タクシーやトラック(運搬用)などがこれに該当します。

 

個人で購入する車に対し、緑色のナンバープレートが配布されることはありませんが、これから事業を始める方など、営業車を手に入れようとしている人は覚えておくと良いでしょう。

 

黒色のプレート

怪しげな「黒色のプレートに黄色で数字が書かれたナンバープレート」を見かけたことがあると思いますが、コチラは黄色同様、「事業用の車」に充てがわれるものとなります。

ただし、「軽自動車」に限ります。

 

最近では「軽急便(軽自動車を使った貨物)」が流行っていますが、この場合も黒色のナンバープレートを装着することになります。

このような、軽自動車を活用した事業は今後右肩上がりで増えていくと思いますので、黒色のナンバープレートを見かける機会も増えるのではないでしょうか?

 

青色のプレート

あまり見かけることはありませんが、「青色」のナンバープレートも存在します。

日本にいる「外交官専用」に配布されているものでして、私を含め一般日本人が取得できるようなものではありません。

 

青色のナンバープレートを見かけたときは、「誰かは知らないけど、偉い人が乗っているんだろうな・・・」と考えておけばよいと思います。

また、青色ナンバープレートは「外交特権」となり、日本の法律が適用されないことになります。

万が一、青色ナンバー車と事故を起こしてしまえば、コチラが泣きをみなければならないことも考えられますので、距離をとり、ゆとりのある運転を心がけたほうが良いでしょう。