車を個人売買で買ったときや、譲ってもらったときは、自分で「名義変更の手続き」を行わなければいけません。ご存知の通り、名義変更は面倒ですし、ややこしい面もあるので億劫になるのですが・・・

名義変更をしないまま、車に乗るのは法律的に大丈夫なのでしょうか?

乗れないことはない

rear-mirror-1119717_960_720

 

結論から言いますと、名義変更が終わっていない車を譲渡、もしくは購入し手に入れた場合は、そのまま乗っておくことが可能です。気にせず運転しちゃいましょう。

ただし、後々は法律的な問題も絡んできますし、それに伴うデメリットも沢山出てきてしまいます。

基本的には15日以内の名義変更が必要

名義の違う車を手に入れたときは、購入、または譲渡から15日以内に名義変更を行わなければならない。と、法律により定められています。

従わなければ法律違反となりますので、結果としては「名義変更は行わなければいけない」ということになります。

 

ただし、15日以内に名義変更をしない場合でも、法律違反というだけで、罰則や反則金が生じる訳ではありません。そのため、名義変更を行わないで乗っているドライバーが多く、「別に(名義変更を)やらなくても特に問題はない」というのが実状です。

必ず変更しておこう

上記のように、名義変更していないことによる罰則がないため、放置しているドライバーは、思っているより沢山いるようなのですが、基本的には「必ず変更しなければならない」ものなので、面倒ですが手続きを行うようにしましょう。

名義変更をするには、旧所有者の印鑑証明、委任状、譲渡証明書、車検証などを用意し、管轄の運輸局で手続きを行うことになります。

 

費用はそれほど必要ありませんが、慣れない内は半日〜1日の時間がかかりますので、平日に有給をとるなどし、時間に余裕を持って挑むことにしましょう。

名義変更しないことによるデメリット

デメリットがたくさん

車の名義変更をしないで乗る行為の裏には、沢山のデメリットが存在します。かといってメリットがある訳ではありませんので、その点を考えても、やはり名義変更は早急に行わなければいけないものだと思います。

名義変更をしていない車を乗ることで被るメリットは以下の通り。

  • ■自動車税納付書がこない
  • ■違反によるトラブル
  • ■自動車保険の問題

自動車税納付書がこない

車を所有する以上、1年に一度、必ず「自動車税(軽自動車は軽自動車税)」を収めなければいけません。自動車税を滞納してしまうと、車検、廃車、譲渡ができませんし、延滞料もかかってしまいます。

毎年5月31日が期限ですので、必ず支払っておくようにしましょう。

 

自動車税を収めるには、自宅に届いた納付書でコンビニ、銀行、ネットで納税することになるのですが、名義変更をしていない車の場合、自動車税納付書が届かないことになります。

というのも、自動車税納付書は車検証に登録されている住所に送付されるため、要するに前の持ち主の元へ届くことになるのです。納付書がなければ支払うことができませんので、とても困ってしまうことになりますね。

違反によるトラブル

名義変更をしていない車で違反をした場合、元の持ち主とのトラブルに発展してしまうことも考えられます。例えば、駐車違反やスピード違反をしたときです。

というのも、違反をした通告は(車検証へ)登録されている住所宛に送られるものであり、元の持ち主に届いてしまうものだからです。

 

駐車違反をした場合、前の持ち主宛に通告がいってしまうことになりますし、オービスによるスピード違反のときもまた、前の持ち主へ通告がいくことになります。

そうなれば、トラブルへ発展することは目に見えていますよね?

自動車保険の問題

車にかける保険として「自賠責保険」と「任意保険」がありますが、車の名義変更をしないことで任意保険に問題が生じることがあります。

基本的に任意保険は、その車が誰の名義であっても加入することは可能なのですが、契約している内容や、加入したい保険内容によれば、名義変更していない車は拒否される可能性があります。

 

名義変更をしていないことで、保険選びの幅が狭くなるのは勿体無い話ですし、保険面で考えても、名義変更は必ず行っておいたほうが良いですね。