軽自動車は「維持費」が安く、コストパフォーマンスに長けた車だということは良く聞く話です。事実、普通車に比べると軽自動車の維持費はお安く済むことがほとんどです。

 

そもそも、車を所持することによってかかる維持費は以下の通り。

 

くるま

■所有経費

  • ローン
  • 任意保険
  • 駐車場
  • ガソリン
  • 整備(オイルなど)

■固定経費

  • 軽自動車税
  • 重量税
  • 車検
  • 自賠責保険

車を所有するだけで、これだけの費用がかかってしまいます。

いくら「軽自動車は維持費が安い」とはいっても、毎月ある程度のお金は必要になりますので、特に初めて車を所有しようと考えている人は「維持費用面」について詳しく知っておくことをオススメします。

 

では、これらを月料金に換算すると、一体どれくらいの金額になってしまうのでしょうか?計算してみます。

所有経費

車を所有することによりかかってしまう費用のことです。

こちらは「車体価格」や住んでいる地域によって違いがでてしまいますので、一概に「◯◯円かかる」とは言えません。人によっては安く済む場合もありますし、その逆も然りです。

 

ですので、私が毎月支払っている「所有経費」を目安に、「月にどれだけのお金が必要か?」という数字を算出してみたいと思います。

費用 内約
ローン 20000円 120万円の車を60回払いで購入と仮定(金利などは考慮していません)
任意保険 3500円 車両保険なし、対物無制限と仮定。(保険代は人により差が激しいです)
駐車場 10000円 私が実際に払っている金額です。東京都内や大阪市内であれば3万とかします
ガソリン 7000円 月に1000km走行、燃費が15km/1L、ガソリン単価110円で計算
設備 2000円 オイル交換やタイヤ交換などを月割計算(年間24000円とする)

 

軽自動車を一ヶ月所持するだけで、合計「42500円」ものお金が必要になることが分かりました。これに加え「固定経費(後述)」もかかりますので、更に高くなります。

では、それぞれかかる費用について、簡単に噛み砕いてみようと思います。

ローン代について

車を購入するときは「自動車ローン」を利用する人が多いと思いますが、実は毎月かかる維持費の大部分はこの「ローン代」が占めていることになります。

先ほどの計算でも「(毎月必要な)ローン代は20000円」と設定しましたが、最低でもこれくらいの費用はかかるものと認識しておいたほうが良いです。

 

毎月のローン金額を下げるには、「安い車を買う」「支払回数を多くする」「頭金を入れる」方法があります。

 

特に頭金を入れる方法は有効的で、個人的には「総支払金額の半分」程度は頭金として支払っておくほうが良いと思っています。(総支払い額が)200万円であれば、100万円を頭金として支払う形です。

 

後は、「毎月どれくらいの金額であれば支払うことができるか」を考慮し、支払い回数を設定するようにして下さい。(支払い回数が多いと金利で損をすることになりますので注意しましょう)

任意保険

法律で加入が義務付けられている「自賠責保険(強制保険)」とは違い、自分の意思で加入することができるのが「任意保険」です。ソニー損保なんかは有名な保険会社ですね!

加入するかどうかは個人の自由ですが、個人的には「任意保険に加入することはドライバーの義務」だと思っております。

 

というのも、自賠責保険で下りる保険金額では、万が一のときに万全な対処できないからです(死亡事故でも最大3000万円)。また、自損事故に関しては1円たりとも保険金が下りることはありません。

 

その足らずを埋めてくれるのが「任意保険」ですので、被害者を守ることは当然のこと、自分の身を守るためにも必ず加入しておくようにして下さい。

 

任意保険料は各保険会社により料金の差が開きます。沢山ある保険会社で見積もりをとり、その中で一番安い保険会社に加入することで「毎月の保険金額」を節約することができますので参考にして下さい。

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駐車場

車を所持するためには、必ず「車を停めておけるスペース」が必要です。購入時に「車庫証明(車を停める場所がある証明)」が必要ですので、購入前に確保しておくようにしましょう。

ただし軽自動車の場合は「保管場所届出」となり、地域によっては車庫証明が不要なケースもあるようです。ごく一部の地域限定ですが、一応調べておいたほうが良いかもです。

 

駐車場料金は、住んでいる地域によって極端な価格差が生まれてしまいます。特に都市部では非常に高い料金水準となっており、東京都内や大阪市内などでは、月額3万円〜なんてことも良く目にする光景です。

逆に地方であれば「月額3000円」とかの安い料金水準となっていますし、下手をすれば無料で利用するスペースがあることも考えられます。

ガソリン代

軽自動車は普通車に比べ「燃費性能」が良いことがほとんどです。ですので、(普通車よりは)月にかかるガソリン代を安く節約することが可能です。

大抵の場合、15km/1Lぐらいは走ってくれますので、それほど気にするべき項目ではないかと思いますが、毎日の通勤に使ったり、毎週のようにドライブに出かけるなど、月に走る距離が多くなる人は注意が必要です。

 

無駄な使用はしない(例:自転車で行けるコンビニにわざわざ車で行かない)ことや、「燃費運転を意識する」ことで月のガソリン代を節約することができますので、その辺りは強く意識しておくことをオススメします。

整備費用

車には沢山の消耗品が備わっています。例えばエンジンオイル、ウォッシャー液、ワイパー、タイヤなどなど、定期的に整備、点検、交換しなければいけないものが沢山あります。

特に、オイル交換やタイヤ交換は必須です。

 

オイル交換であれば(一般的に)3000kmに一度は交換することが目安となっていますし、タイヤに関しては(命がかかっている部品)ですので、消耗すれば必ず交換しなければなりません。

 

維持費を考えると「駐車場」や「ガソリン」ばかりに目が行ってしまいがちですが、このように「整備面」でも結構なお金がかかってしまいますので、あの辺りも考慮しておいたほうが良いと思います。

 

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どんなけお金かかんねん!

固定経費

固定経費とは、法律で決められているものに対して支払わなければいけない費用です。基本的には月払いではなく、実施月にまとめて支払うものとなります。

では、軽自動車にかかる固定経費はどれくらいなのでしょうか?月割で見てみます。

総費用 月割と内約
軽自動車税 7200円→10800円 「月900円」

1年に一度、登録住所宛に納付書が送付されます。2015年4月1日以降に登録したものについては10800円の税額が課税される。

自賠責保険 26370円(24ヶ月) 「月1100円」

必ず加入しなければならない保険です。車購入時、車検時に強制的に支払いすることになります。

重量税 5000円(経過年数やエコカー減税により異なる) 「月200円」

車の重量により税額が変わります。車検時にまとめて支払いすることになります。

車検 20000円(車検基本料のみ) 「月800円」

かなり安く見積もってこの値段(法定費用は除く)です。参考ページ→軽自動車の車検相場はどれくらい?

 

固定経費だけで、月に「3000円」ものお金を支払わなければいけない計算です。所有経費と合算すれば、月に45500円の経費がかかってしまいますね。

 

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維持費高すぎ・・・

軽自動車の年間維持費は?

最後に、軽自動車にかかる年間維持費を計算してみたいと思います。比較対象として、普通車(ミニバンクラス)を所有したときにかかる年間維持費も記載しておきます。

あまりの値段に「車買うの止めておこうかな・・・」となる恐れがありますので、十分注意して観覧して頂ければと思います。

軽自動車 普通車(ミニバン) 差額
合計 570,800円 875,000円 304,200円
ローン 240,000円 360,000円 120,000円
ガソリン 84,000円 150,000円 66,000円
駐車場 120,000円 0円
任意保険 42,000円 60,000円 18,000円
整備 24,000円 40,000円 16,000円
車検(自賠責保険、重量税含む) 50,000円 100,000円 50,000円
自動車税 10,800円 45,000円 34,200円

いやー、、、車の維持費、半端ないっす。