普通車であっても軽自動車であっても、自賠責保険の他に「任意保険」へ加入する人が大半を占めると思います。万が一の事故のとき、自賠責保険だけだと下りる保険料が足りず、とてつもない金額を自腹で支払わなければならない・・・

なんてことになりますからね、任意保険への加入は車を運転するにあたり絶対条件みたいなものです。

 

さて、そんな自動車保険(任意保険)ですが、実は乗っている車により支払わなければならない「年間保険料」に物凄い差がつくことはご存知でしょうか?

普通車と軽自動車、この違いだけでも大きな差となり、軽自動車は普通車に比べ【任意保険料が安くなる】傾向にあります。なぜ、普通車より軽自動車のほうが安いのでしょうか?

 

ということでこのページでは、【なぜ、軽自動車の自動車保険料は安いのか?】ということに焦点を当てお話していくので、どうぞ参考までに。

くるま

なぜ軽自動車のほうが安いんだろ?

普通車と軽自動車、どれくらい保険料が変わるものなのか?計算してみる

↓こんな条件で見積りしてみました

項目名
対人賠償保険 無制限
対物賠償保険 無制限
無保険車障害保険 2億円
搭乗者障害保険 なし
車両保険金額 115万円
運転車年齢特約 30歳以上
運転者限定 家族

この条件で保険料を見積りした結果、軽自動車は年間保険料が「56740円」、普通車(アルファードクラス)だと「86300円」と、年間保険料に約3万円の差がつく結果となりました。

この差額を安いととるかどうかは人それぞれですが、軽自動車のほうが普通車よりも年間保険料が安い・・・というのは、間違いない事実です。

軽自動車のほうが普通車に比べ保険料が安くなる理由アレコレ

  • 軽自動車は乗車人数が少ないから
  • 相手への被害が少なくなる可能性が高い
  • 接触事故の確立が低くなる
  • 実は、普通車と軽自動車の死亡率は変わらない

 

軽自動車が普通車に比べ、自動車保険の年間保険料が安く設定されている理由は上記要因が密接に関与していると考えられています。では、一つずつ噛み潰していきましょう。

軽自動車は最大乗車人数が少ないから

軽自動車の最大乗車人数は、法律で「最大4人まで」と制限されています。

 

その点普通車は、車種によっては6人とか8人とか、軽自動車に比べ沢山の人が乗車できるようになっています。ではなぜ、乗車人数が少なくなれば保険料が安くなるのか?という点についてですが・・・

それは、乗車人数が多ければ多いほど、事故を起こしたときの「負傷者の数」「死亡者の数」が多くなるからなんです。

 

言い方が悪くなりますが、軽自動車の場合はどれだけ多くの負傷者、死亡者が出ても1台につき「最大4人」ですが、例えば8人乗りの普通車が事故を起こした場合、最大8人の負傷者、死亡者がでてしまうからなんですね。

負傷者の数が多くなれば、保険会社が支払う補償金も高くなるので、結果として運転者が払う自動車保険料が高くなる・・・って感じです。

相手への被害が少なくなる可能性が高い

軽自動車は法律で排気量が「660ccまで」と制限されていますので、車自体の重量が普通車に比べると軽くなっています。そのため、事故を起こしたときに相手へ与える損害が低くなるであろうと仮定され、保険料が安くなるのです。

例えば「玉突き事故」の場合、4tトラックがぶつかるのと、軽自動車がぶつかるのでは、どちらのほうが被害総額が大きくなるのか?と問われれば、答えは明白ですよね?

 

同じ速度でぶつかり、同じタイミングでブレーキをかけたとすれば、トラックのほうが被害総額が大きくなるに決まってます。

人身事故のときも同様で、トラックに跳ねられるのと軽自動車に跳ねられるのでは、恐らく怪我の具合が大きく変わるでしょうし、死亡率もグンと下がるはずですからね。

接触事故の可能性が低くなる

運転者の技量は考慮せず、あくまで確立論の話ではありますが、軽自動車は普通車に比べ車幅が狭くなっていますので、「接触事故の可能性が低くなるだろう」という考え方もあります。

運転に慣れていない人がアルファードを運転するのと、N-BOXを運転するのでは、車幅の感覚が大きく変わり、ぶつけてしまう可能性も大きくなりますからね。

 

接触事故を起こす可能性が低い=保険を使う機会が少なくなるという考え方で、普通車より軽自動車の保険料のほうが安くなっている・・・って感じです。

軽自動車と普通車、実は死亡率がそれほど変わらない

保険会社に勤める友人に聞いた話ですが、実は軽自動車と普通車の死亡率を比較してみると、それほど死亡率に大きな差が見られない・・・といったデータがあるみたいです。

それこそ軽自動車のクオリティが低かった20年前だと「軽自動車の死亡率が倍ほど多かった」らしいのですが、現在販売されている軽自動車の多くは技術向上のおかげで耐久率が大幅にアップしています。

 

ですので、死亡率が同じなのにも関わらず、事故のときの被害が少なく抑えられ、なおかつ接触事故の機会も減る軽自動車の自動車保険料が安くなるのは当然なのですね。

とにかく、保険料を含んだ年間維持費を安くしたいのであれば「軽自動車」ほどコストパフォーマンスに優れた車種はないと思うので、ぜひ検討してみて下さい。