日本の道路には「一方通行」の道路があり、そのような道には必ず「一方通行を知らせるための標識」が設置されているものですが、場所によっては非常に見えづらかったり、気が付きにくい場所に設置されていることがあります。

だからといって、「標識に気づかなかったから・・・」と、一方通行を逆走してしまうのもどうかと思いますが、初心者ドライバーでもベテランドライバーでも、間違って逆走してしまうことも考えられます。

 

ということで今回は、「一方通行を知らずに逆走」した場合、どのような対処をするのが適切なのか?をテーマにお話をしていきたいと思います。

一方通行逆走の点数と反則金

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一方通行を逆走してしまったときは、当然ながら道路交通法違反で取り締まられることになり、違反点数+反則金(罰金)を支払わなければなりません。

ドライバーには「標識に従う義務」がありますので、知らずに逆走してしまった場合でも罪に問われることになるでしょう。

 

違反点数は酒気帯び運転などを除き「2点」となり、反則金は普通車で7000円、二輪車の場合は6000円(原付は5000円)となっています。

対処方法

さて、知らずに一方通行道路を逆走してしまったときの対処方法ですが、まずは「慌てず対処」することが先決になりますので、間違っても我を忘れて大雑把な行動に出ることだけは避けるようにしましょう。

例えば、凄い勢いでバックしてみたり、猛スピードで通り抜けようとしてみたり。そのような行為はさらに状況を悪くするだけであり、最悪のケースでは悲惨な事故に繋がることも懸念されます。

 

一方通行を逆走してしまったときの正しい対処方法ですが

 

チェックリスト

  • 対向車に自分の存在を知らせる
  • 旋回可能ならUターンする
  • 慎重にバックする
  • どうにもならないときは突っ切る

などがあります。では、一つずつ見ていきましょう。

対向車に自分の存在を知らせる

一方通行を逆走したとき、一番避けなければいけないのが「対向車」との接触事故。相手のドライバーからすれば「一方通行だし、反対から車がくることはない」と意識していますので、事故をしてしまう確率がグンと上がってしまいます。

ですので、まずは対向車に自分の存在を知らせることを先決し、事故をしてしまうリスクを下げるよう心がけましょう。

 

もちろん、歩行者や自転車に対しても同じです。

旋回可能ならUターンする

一方通行に指定されるような道路は、基本的に車1台が通れるほどの幅であることがほとんどです。そのためUターンすることは絶望的であることが多いのですが、可能であればUターンをし、元の道へ戻るようにしましょう。

 

ただし、車をぶつけてしまったり、歩行者と接触してしまうリスクが高くなりますので、同乗者がいる場合は先導してもらうなど、安全に配慮した行動を行うことが大事です。

慎重にバックする

これが、一方通行を逆走してしまったときに行う対処法の中では王道ではないでしょうか?バックをし、元の道へ戻る方法です。

ただし、一方通行の道をバックするというのは想像以上にドライバーのテクニックが必要になりますし、物や人へ接触してしまうリスクも極めて高くなってしまいます。

 

旋回時同様、同乗者がいる場合は先導してもらうようにし、「あ、これ無理だ・・・」と判断した場合、別の方法を模索したほうが良いと思います。

また、バックをするときは必ず「ハザードランプ」をつけるようにし、こちらが緊急事態であることを周りの人や前方のドライバーへ知らせるようにしておきましょう。

突っ切る

これ、本当はここに書きたくないことですし、法律に反していることになるのですが、最悪のケースを考えれば「そのまま突っ切る」のも一つの手かもしれません。

もちろん、相当危険な行為ですので、細心の注意を払うことを前提に話を聞いて頂ければと思います。

 

そもそもね、一方通行を逆走したときは「バックしろ」ってのがセオリーになっているのですが、現実問題バックで元の道に戻るのは相当難しいことです。

特に、100メートルも200メートルも走ってから逆走したときは、バックで元の道へ戻ろうとする行為のほうが遥かに危険です。前に進んだほうが安全なのであれば、後ろへ戻るより前へ進むほうが、現実問題「安全」と言えるでしょう。

 

もちろん、ルールを守ることを最優先に考えるべきですし、ルールを破る方法を模索することは人としてやってはいけない行為です。

ただ、ルールと安全、どちらを優先すべきなのか?と問われれば、「安全」を重要視すべきだと思うので、その辺りを考慮し、最適な対処方法をとるのがベストだと考えています。

文句を言われたとき

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以前、私が街を歩いているときに目撃した事例なのですが、一方通行の道路に誤って進入してしまったドライバーに対し、鬼のような形相で文句を言っているオジサンがいました。

「お前なー、ここ一方通行やぞ!分かってんかコラ!」と、大阪ならではの怒号に、周りにはチラホラギャラリーが集まるほどの騒ぎとなっていました。

 

最初のほうは(違反をしてしまったドライバーさん)は我慢していたのか、すいません、すいません。と下手に出ていたのですが、あまりにしつこいおっさんのクレームに痺れを切らしたのか、遂に取っ組み合いの喧嘩が始まってしまいました。

もうね、ボッコボコですよ、文句を言っていたおっさん。もちろん止めに入ったのですが、時すでに遅し。違反したドライバーは警察に連行されていきました。まぁ、仕方ありませんよね。違反したうえに暴力行為ですから。

 

と、このように、一方通行を逆走したことによるトラブルに巻き込まれてしまう可能性も無きにしも非ずですので、仮に文句を言われたとしても、言い返すことはやめておくようにしましょうね。

無駄なトラブルに良いことは一つもありませんからね。