ご存知の通り、自動車運転免許証は緑、青、金と色分けされており、その最高ランクに位置するのが「金」であり、ゴールド免許と呼ばれています。

免許を所持するだけでゴールド免許になれるのか?と言えばそうではなく、ある特定の条件を満たし、優良ドライバーであると判断された後、ゴールド免許に進化することができるのです。

 

では、免許証の色を緑や青ではなく、光り輝く「金」に変更するには、どのような条件が必要なのか、どのようなメリットがあるのか、最短で取得するルートはあるのか?という点について、お話していきます。

ゴールド免許の条件

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前述した通り、運転免許を所持していたからといって、誰でもゴールド免許に更新できる訳ではありません。ある特定の条件を満たした後、その後の期間も継続的に条件を維持できた人のみ、免許証の色を光り輝く金色に変えることができるのです。

免許証の色分けを知ろう

免許証には、緑、青、金の3色が用意されており、その色を見ることで、そのドライバーの技量を見抜くことができます。まずは、自分が何色の免許証なのかを確認して下さい。

運転免許

 

これ、私の免許証なのですが(モザイクだらけですいません)、有効期限の欄を見て下さい。平成32年1月23日まで有効となっているのが分かります。

この有効期限が書かれている欄が青色になっているのが見て取れると思いますが、この部分を見ることで自分がグリーン免許なのか、ブルー免許なのか、ゴールド免許なのかを判断することができます。私はブルー免許だということですね。

緑色の意味

グリーン免許は、ある意味ゴールド免許より貴重なものかもしれません。というのも、グリーン免許は特定の期間のみ有効とされるもので、一度更新してしまうと二度と元に戻すことができないからです。

実はグリーン免許は「最初に免許を取得してから3年間だけ」適用される色であり、一度でも他の色に変わってしまった時点で、(グリーン免許の)資格が剥奪されてしまうのです。

青色の意味

私が該当するのはここです。いわゆるブルー免許ですね。免許を所得し、一度でも更新を行えば誰でも達成できる領域なので、最もポピュラーな免許証と言えるでしょう。

免許取得から最初の更新(3年目)を行うと、緑→青と自動的に変更されるので、特別な条件を満たす必要はありません。なるべくしてなる色。それが、青色の免許証なのです。

金色の意味

今回のメインテーマです。免許証の有効期限欄が金色に変更されることで、免許を持つ人の最上位ランクに位置することができます。緑、青の免許証所持者とは、比較することも恐れ多いほど、権威ある免許証です。

ゴールド免許所持者は「優良運転者」として扱われることになり、多様な箇所でメリットを授かることができます。(※条件やメリットは後述)

5年間無事故、無違反

ゴールド免許を取得するための条件として、5年間の無事故、無違反が必要となります。5年内にたった一度でも違反してはいけませんし、事故を起こすのもダメです。(正確には5年間から41日を引いた日数)

例えば、免許取得3年後に信号無視で捕まってしまった・・・この場合、ゴールド免許への道は閉ざされてしまうことになります。そこから再度5年間、無事故、無違反を貫く以外道はありません。

 

ただし、駐車違反など、違反点数がつかない違反(反則金だけで済む違反)に関しては、免許証へ悪影響を与える心配はありません。あくまで、違反点数を課せられた場合のみ、ゴールドへの道が閉ざされることになるのです。

余談ですが、私は過去に信号無視(ギリギリで渡ってしまった)と、シートベルト違反で捕まったことがあり、29歳になった今でも、一度もゴールド免許の領域に達したことはありません。次はゴールド目指します。

ゴールドまでの最短ルートは?

運転免許所持者は、誰しもゴールド免許に憧れを抱いているものですし、目指すべきゴールだとも思います。ゴールド免許へは険しい道程を超えていかなければならない訳ですが、最短で「金」を獲得するには、どのようなルートを辿る必要があるのでしょうか?

 

一般的な考え方では、18歳で免許を取得し、そこから5年間無事故、無違反を貫き通すことでゴールド免許の領域に達することができます。

18歳で免許を取得すれば、23歳でゴールド免許をゲットできるということですね。

 

しかし、もう少し最短ルートでゴールド免許を取得する道のりがあります。その条件は、16歳のときに原動機付自転車免許、所謂「原付き免許」を取得している必要があり、それに該当する方は最短21歳のときにゴールド免許への進化を遂げることが可能となります。

原付き免許でも、免許は免許です。取得から5年間、無事故無違反を貫き通すことで、ゴールドへの道が切り開かれるのです。途中で普通免許を取得しても、その功績は継続されることになるので、ゴールド免許までの最短ルートを歩めば、21歳でゴールド免許になれるということになります。

免許証に優良の文字が記載される

私は29年間の人生の内、ただの一度も経験したことがないのですが、ゴールド免許に切り替わることで金色に変化するだけではなく、免許証に「優良」という文字が記載されることになります。

ゴールド免許=事故も違反もしない優良な運転者として位置づけられることになりますので、それを証明する証として、「優良」の文字が刻まれるのです。

 

後述しますが、優良ドライバーとそうでないドライバーの場合、受けられるメリットに大きな差がでてきます。免許証の色がゴールドになり、優良の文字が記載されるだけでかなりお得になるので、あながちバカにできることではないのです。

違反をすれば降格する

ゴールド免許に昇格したぜ!と調子に乗り、事故や違反をしてしまうことで、再度「ブルー免許」へ降格してしまうことになります。一度掴んだ栄光を手放したくない人は、引き続き無事故、無違反を徹底するようにしましょう。

降格するタイミングですが、違反をすればすぐにブルー免許に切り替わる訳ではなく、次回更新時に変更されることになります。

 

次回更新が2年後であれば、2年間はゴールド免許の恩恵を受けることができますので、その点は安心しといて下さい。※ただし、ブルー免許に降格した後のダメージは非常に高くなるものと予測できます。

ゴールド免許のメリット

メリットたくさん

ゴールド免許に切り替わることで、人生が変わる!まではいきませんが、非常にお得なメリットを感じることができますので、運転免許所持者はぜひこの領域に達することを目標に、日々の運転を行って頂ければと思います。

ゴールド免許に切り替わることで得られるメリットは以下の5つ!

  • ■ちょっと自慢できる
  • ■保険が安くなる
  • ■ローン金利が安くなる
  • ■講習が楽
  • ■有効期間が長くなる

ちょっと自慢できる

あなたの周りにもいませんか?「俺、ゴールド免許なんだぜ?」と自慢してくる人。そうです、ゴールド免許を取得することで、仲間にちょっとだけ自慢することができるようになるのです。

だからなに?って話ではありますが、実際ゴールド免許の領域に達するのは凄いことだと思いますし、誇れることだとも思います。

 

違反を繰り返す悪質なドライバーや、事故を起こし、周りに迷惑をかけるドライバーに比べると、いかにゴールド免許所持者が優良であるかが分かりますよね?

ゴールド免許を所持している時点で、その人はドライバーとしての最高位に位置づけられます。決して、足を向けて寝ることがないよう注意して下さい。

保険が安くなる

車を運転する人は、強制加入の自賠責保険の他に、「任意保険」へ加入している人が大半だと思います。年間10万円とか5万円とか、決してバカにできないお金がかかりますので、できることなら少しでもお安く抑えたいですよね?

そんなとき、ゴールド免許がお得です!

 

保険会社によれば、ゴールド免許割引を実施しているところがあり、年間保険料から5〜10%ほど割引してくれるところがあります。

年間保険料が10万円で、10%割引が適応されると、1万円もお得に加入できることになります。あなたがすることは、ただゴールド免許になるだけ。頑張りましょう。

ローン金利が安くなる

車を買うときはローンを組む人が多いと思いますが、ローンを組むことで金利が発生してしまいます。総支払額が数十万円単位で上がることもあるので、できるだけ金利が安い自動車ローンで車を買うことが、安く買うためのコツとなります。

関連ページ→ローン金利について

 

信販会社の中には、「ゴールド免許(優良運転者)」に関しては、金利を下げますよー!というキャンペーンを行っているところも多く、0.3%〜1%程度金利が安くなることがあります。

例え0.3%でも凄くお得ですので、ゴールド免許所持者が車を買う場合、このようなキャンペーンを行っている信販会社でローンを組むようにしておきましょう。

講習が楽

違反をしてしまった場合、違反者講習として2時間の講習を受けなければなりません。受けなければ更新できませんので、必ず受けるようにしましょう(居眠り厳禁です)

話を聞いたり、事故の写真を見せられたり、映像を見させられてり。とても面倒な講習ですが、ゴールド免許取得者に限り、講習面でも大きなメリットを得ることができます。

 

違反者講習が2時間、一般講習が1時間なのに対し、ゴールド免許所持者は「30分」とかなり短い講習だけで済むことになります。また、更新手数料も安くなるので、その面で見てもお得となります。

ほんと、ゴールド免許はお得だらけです。

有効期限が長い

通常の免許証(緑、青)であれば、免許証の更新期間が「3年間」に設定されています。※ただし、軽微な違反だけのブルー免許所持者は有効期限が5年間に設定されます(今の私がそうです)

3年に一度、更新をしないことには免許証が失効し、車を運転できなくなりますから、更新を忘れないよう注意しておきましょう。

 

さて、ゴールド免許の更新期間ですが、「5年間」と、普通免許に比べると2年も長く使い続けることができます。免許更新は1日潰れることになりますので、更新面で関しても、大きなメリットを感じることができるでしょう。

ゴールド免許には疑問も残る

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ゴールド免許に昇格することで得られるメリットは沢山ありますし、ゴールド免許所持者は純粋に凄いと思います。が、全てのゴールド免許ドライバーが優良運転者なのか?という点については、疑問が残ります。というより、疑問しか感じられません。

というのも、仮に免許取得から1度も運転をせず、ただなんとなく免許を更新し続けた場合でも、ゴールド免許に昇格することができるからです。

 

免許取得後、一度も運転せずにゴールド免許に更新した人と、毎日100kmの距離を走行しているが、たった一度の違反でブルー免許に留まっている人。

運転技量が優れているドライバーはどっち?となると、圧倒的大差をつけて「毎日100kmを走行しているドライバー」へ票が集まると思います。

 

あくまでゴールド免許は無事故、無違反のドライバーに与えられるものであって、決して「運転が上手」ということは反映されません。そのため、ただの飾り程度に考えている人も多いでしょう。

もちろん、毎日100km走行し、ゴールド免許を取得する優良ドライバーに関しては、純粋に凄いと思いますし、尊敬しています。

 

最終的な結論としては「ゴールド免許だからといって、必ずしもその人が優良ドライバーであることは保証できない」ということで締めたいと思います。