車のトランスミッションには「AT(オートマチック・トランスミッション)」と「MT(マニュアル・トランスミッション)」が用いられるのが常識でしたが、最近の車では「CVT(連続可変トランスミッション)」が採用されていることが多いです。

自動車におけるトランスミッションtransmission)とは、歯車や軸などからなり、動力源の動力をトルクや回転数、回転方向を変えて活軸へと伝達する組立部品 (ASSY) である[1]。歯車の組合せによるものはギアボックスgear box)とも呼ばれる

引用元;wikipedia

しかし、中には「CVTはATやMTに比べて寿命が短いからダメ」と言う人もいますので、車を買うときに「どのトランスミッションにすれば良いの?」と悩んでいる人も多いことでしょう。

ということで今回は「CVT車は寿命が短い?」という点についてお話してきたいと思います。

CVTとは?

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無段変速機(むだんへんそくき)、または連続可変トランスミッション(れんぞくかへんトランスミッション、Continuously Variable TransmissionCVT)とは、歯車以外の機構を用い変速比を連続的に変化させる動力伝達機構(トランスミッション)である。

引用元:wikipedia

 

そもそも、多くの人が利用している車に採用されているトランスミッションは「AT(オートマチック・トランスミッション)」です。

ATとはその名の通り、ドライバーの意図とは関係なく、変速に関わる全ての動作を「自動で」行ってくれるものです。反対に「MT」はドライバーの意思で変速動作を行うことになります。

 

さて、今回のテーマである「CVT」ですが、こちらは「プーリー」「ベルト」、この2つを使い変速を行うことになります。正しくは、CVTは「決まったギア」がなく、要するに「段階的に変速する必要性がない」といえます。

このことから、CVTのことを「無段変速機」と呼んだりもします。

 

変速動作がないため、AT車やMT車にありがちな「(変速時の)振動」がありません。そのため、AT車の運転に慣れている人は違和感を感じずにはいれないでしょう。

 

CVT車のメリットとしては、先ほどお話した「変速時の振動がない」ことと、「燃費性能が(AT/MT車に比べ)良くなる」ということが挙げられます。

最近の軽自動車やコンパクトカーがこぞってCVTを採用している裏には、「燃費性能を上げる」という意図が隠されているのですね。

 

一方、デメリットは「価格(コスト)が高くなる」「走行性能に疑問」ということが挙げられます。特に「コストが上がる」ということは「車両価格が上がる」ということなので、消費者が受ける影響も大きくなります。

また、「車に走りを求める人」にとって、CVT車は満足できない可能性が高いですので、そのような方はAT、MTいずれかのトランスミッションを選択したほうが良いと思います。

寿命が短い?

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CVT車はAT車やMT車に比べて寿命が短いと言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか?どれだけ「燃費性能」が良いCVTでも、頻繁に故障するようではコスト面で不利になってしまうので、気になるところではありますね。

さて、結論ですが、やはりCVT車は「AT(MT)車に比べると寿命が短い」と言わざるを得ません。単純に、AT・MT車のほうが「歴史が長く」性能面、機能面に見ても技術力が高い。ということが、その原因に挙げられます。

 

しかし、だからといって「(CVT車が)すぐ潰れる」訳ではなく、要するに確率論での話になります。AT車よりは、CVT車のほうが壊れる確率が(少し)高いということです。

CVTが積極的に採用されるようになってから十分な月日が経ちましたので、(昔に比べると)CVTの性能は格段に高くなっていますし、耐久性に関しても進化しています。

 

ですので「CVT車は寿命が短いらしいから買わないでおく」というのは非常に浅はかな話であり、本末転倒な話でもあります。要するに、「(寿命に関して)そんなこと気にしなくて良い」ということです。

そもそも選択肢がない

軽自動車の購入を検討している場合、そもそも「トランスミッションの選択肢がない」といえます。軽自動車は車種間の燃費競争が激しく、より燃費性能が上がるCVTを採用している車ばかりなのです。

例えば、人気車種であるHONDA N-BOXをみても、全てのグレードが「無段変速オートマチック」となっており、通常のATとMTを選択できる余地が「そもそもない」ことが分かります。

 

このように、軽自動車に関しては「(CVTにするかATにするかという)選択肢がない」ため、要するに悩む必要なんて何一つない訳です。

軽自動車に関しては「走行性能」はそれほど求められるものではないですし、どちらかと言えば「燃費性能」を重視する人が多いでしょうから、CVT車を選択するほうが良いとも言えますね。