頻繁に車を運転する人なら一度は感じたことがあると思いますが、自分の乗っている車と他人の乗っている車では、例え同じ車種であっても「運転する感覚に違い」がでてくるものです。

要するに、ドライバーごとに「癖(くせ)」がついてしまっているのですね。

 

よく「中古車は(前のオーナーの)クセがついているから乗りにくい」なんて言う人がいますが、(乗りにくいかどうかは置いといて)それは本当の話です。

運転の仕方が荒かった、逆に大人しすぎた。というドライバーの場合、その傾向は躊躇に表れることになるでしょう。

 

ということで、今回は「中古車には、前のドライバーのクセがついている?」ということをテーマにお話していきますので、話の種の一つとしてご一読して頂ければと思います。

そもそも「癖(くせ)」って?

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車にクセがついている。と聞いてピンとこない人もいらっしゃると思いますが、車に限らず(誰かに使用されている)形あるものは持ち主のクセが染み付いているものなのです。

例えば、今このページをご覧頂いているスマートフォンやパソコン、タブレットにも、あなたの意図しないところで「クセ」がついているといえます。

 

さて、中古車でありがちな「(前のオーナーの)クセ」ですが、以下のようなことが挙げられます。

 

チェックリスト

  • ハンドルのクセ
  • エンジンのクセ
  • MT車固有のクセ

では、1つずつお話していきます。

ハンドルのクセ

例えば、ハンドルを動かしていないにも関わらず「少しずつ右にずれていく」という挙動をする車があります。これは前のオーナーによる「クセ」であり、主に足回りに原因があることがほとんどです。

例えば「アライメントが狂っている」「タイヤが方減りしている」など、その辺りを怪しむべきでしょう。これは、アライメント調整をしたり、タイヤを交換することで改善することが可能です。

 

そもそも、車のタイヤ(ホイル)は角度が調整されているものです。ですので、その角度が少しでもズレてしまうことで車の挙動に影響がでてしまうことになるので、その歪みを正すことを「ホイールアライメント」と呼びます。

「走行中にハンドルが取られてしまう」と感じた場合、専門ショップにてアライメント調整を行うことをオススメします。

エンジンの癖

ドライバーの中でも、「アクセルを踏み込んで急加速する人」がいたり、「異常なまでに踏み込まない人(安全運転過ぎる人)」がいたり、運転技術には大きな差がでてしまうものですが、その差が「エンジンの癖」となり違和感を感じてしまう原因の一つとなります。

最近の車は「コンピューター」を用いて車を制御していますので、前のドライバーが極端に「運転の癖がある人」だった場合、車そのものに「運転の癖」がインプットされることになり、それがいわゆる「エンジンの回り癖」となる訳です。

 

解消方法としては、「長距離を長時間かけて運転する」ことで、自分の運転技術に車を馴染ませてあげるのが効果的だといえます。中古車を買った後は、車で旅行にでも出かけてみてはどうでしょうか?

MT車の癖

AT車と違い、MT車は「運転するドライバーの技術」による癖がつきやすいです。AT車にはないクラッチ操作やシフト操作があるため、それらの部分に多くの違和感を感じることになるでしょう。

特に、「クラッチの癖」は厄介です。

 

前のドライバーが(あまり運転が上手ではなく)半クラッチなどを繰り返していた場合、クラッチ内部にある消耗品がダメになっていることが多いです。

そうなれば「修理、交換」する以外方法はありませんので、「(クラッチに)違和感があって運転しにくい」と感じた場合は、カー用品店や整備工場で修理を依頼することをオススメします。

あまり気にしなくても良いよ

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中には「中古車なんて人の癖がついてるものは止めておけ」と言い張る人もいるでしょうが、個人的には「あまり気にしなくてもいいよ」と思っています。

まぁ癖が激しい車であれば、乗り始めは「なんじゃこりゃ」って感じになってしまうのは事実ですが、遅くても1ヶ月もすれば慣れてきますし、なんなら自分の癖が車に染み付いていくことになります。

 

車に乗り慣れている人からすれば、「新車」であっても違和感を感じてしまいますからね。結局、中古車でも新車でも、「違和感を感じる」という部分については大した差はありません。

やはり、自分が乗り慣れている車が「一番運転しやすい車」ですから。

 

結論としては、中古車に癖があるのは本当のことだけど、「それほど気にしなくても良い」ということです。