交通違反で課せられる罰金と反則金。両者の意味を同じと勘違いしている人は多いですが、実は罰金と反則金では全く意味が違うことになり、最悪のケースでは前科がつくことも考えられます。

交通違反は好んでするものではありませんが、万が一、検挙されてしまったときのことを考え、罰金と反則金の違いを明確にしておきましょう。

赤切符と青切符について知っておこう

赤切符青切符

 

交通違反で捕まることを「切符を切られる」と言います。赤切符、青切符という言葉を、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

この両者の意味、正確に答えられる方ってどれくらいいるでしょうか?まずは、赤切符と青切符の違いについて知っておきましょう。

赤切符の意味

赤切符とは正式名称が「道路交通違反事件迅速処理のための共用書式」というもので、その名前に背かず、赤色の書類で対応されることになります。

赤切符を切られる主な違反として、「飲酒運転」「無免許運転」「ひき逃げ」「無車検走行」などが挙げられますが、悪質な「スピード違反」でも赤切符が切られることがあります。

 

上記違反内容を見て分かると思いますが、赤切符を切られるケースというのは、「重大な違反」を犯した場合であり、一発免停、一発免取りが当たり前となるような違反ばかりです。

後述しますが、赤切符を切られたときは、あなたのドライバー生命が終了を告げるときかもしれません。赤切符を切られないためにも、日々の安全運転を心がけて下さい。

青切符の意味

青切符は正式名称が「交通反則告知書」と呼ばれているものを指す言葉であり、青色の書類で対応されることから、その名前がついています。

赤切符とは違い、(青切符を切られるときは)「比較的軽微な違反」であり、それほど重い罰則もありません。例えば「シートベルト着用義務違反」「信号無視」「一時停止無視」「(軽微な)スピード違反」がここに該当しますね。

 

例え青切符とはいえ、違反は違反です。その違反が原因で大きな事故を起こしてしまうことも考えられるので、赤切符同様、違反のないよう、日々の安全運転を心がけておきたいところです。

反則金と罰金の違い

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反則金と罰金。一見同じ意味を持つ言葉のように感じますが、交通違反に関しては、全く別の意味を持つ言葉だということを理解しておいて下さい。

では一体、反則金と罰金、両者にはどのような違いがあるのでしょうか?

反則金とは

反則金ですが、名前の通り、「反則を犯したときに課せられるお金」のことを指します。例えば、シートベルト違反、信号無視、一旦停止無視などがここに該当します。

切符の種類で言うと、「青切符」を切られたときとなります。

 

青切符を切られると、後日、免許証に登録している住所宛に納付書が届きます。銀行や郵便局で支払らうことができるので、払い忘れのないよう対応しておきましょう。

ちなみに、2016年現在、コンビニでの反則金支払いはできません。

反則金(はんそくきん)とは、交通反則通告制度に基づき課される過料のこと。道路交通法に違反したもののうち反則行為に該当すると判断された者が刑事手続を免れる代わりに納付する制度である。

引用:wikipedia

罰金とは

一方の罰金ですが、こちらは赤切符が切られることになります。要するに、赤切符を切られるような重大な違反(飲酒運転や悪意ある速度超過)をした場合に課せられるものであり、反則金とは全く性質が異なるものとなります。

というのも、赤切符を切られた場合は「刑事手続」をしなければならず、裁判を受けなければなりません。刑事罰なので「前科」がついてしまいますし、罪相応の罰金額を裁判にて提示されることになります。

 

要するに「犯罪者になる」ということですね。悪質な場合には懲役も考えられますので、一瞬の気の迷いであっても、違反はせず、ルールに沿った運転を心がけておくことをオススメします。

罰金(ばっきん)とは、刑罰の一種であり、行為者から強制的に金銭を取り立てる財産刑である。自然人だけでなく、法人に罰金刑を科すこともできる。

引用:wikipedia

支払わなければどうなる?

罰金は裁判で決められるものです。そのため、違反者の意思は関係なく、納付することが絶対条件となってます。一方の反則金ですが、こちらは「支払うかどうかは個人の判断による」となっています。

要するに、反則金を払うか払わないかは、個人の自由だということです。

 

ただし、反則金の支払いを無視し、放置していれば、次に待っているのは「刑事罰」へのランクアップです。どれだけ些細な違反であっても、反則金を支払わないことで「前科」がつくことになりますので、この辺りは十分注意しておきましょう。

反則金に対して納得いかないときもありますが、切符を切られた以上、納付する義務があります。イラつく気持ちを押さえつけてでも、支払うようにしておきましょう。